ラクチン育児法 | パパが女(アリッサ)になったとき LA発LGBTトランスジェンダー家族日記

パパが女(アリッサ)になったとき LA発LGBTトランスジェンダー家族日記

「タイランドのトムクルーズ」とママ友からもてはやされたイケメンパパがある日突然「MTF(トランスジェンダー女性)である」とカミングアウト。苦労や苦悩もあったけど、私たち家族は大丈夫。LAから体験記を発信してきます。

はじめまして。カリフォルニアでトランスジェンダーのパートナーと娘2人の家族4人で楽しく暮らしている高山愛です。

はじめてのかたはこちらからどうぞ。


鍵編みあみ。わたしは編み物まったくできないのでノータッチ。



 娘たちとキャンドルを買いに行くのが好きです。店内にずらりと並んだキャンドルをひとつひとつ手に取って、目を瞑り、香りを当てるゲーム。娘たちとすると幸せ。



娘たちが生まれたとき、こう願いました。「健康ですくすく育って、幸せになってほしい」。健康と幸せ。それだけで充分だと思ってました。

 

娘たちが成長するにつれて、あれも、これもって欲望がでてきました。

 

「読書好きになってほしい」

 

「折り紙をこよなく愛する子になってほしい」

 

「お料理好きになってほしい」

 

「日本のアニメ好きになって、日本語をしっかり勉強してほしい」

 

娘たちに対する期待が膨らんで、あれこれ押し付ける。押し付けると反発する。反発されると腹が立って、さらに押し付けようとする。悪のスパイラル。

 

最近、気付きました。ほっておくのが一番だって。あれこれうるさく言うのやめて、傍観してたら、あら不思議。自分からすすんでやるようになりました。読書も折り紙も料理も、日本語アニメも全部。ほっておいたら、好きになった。ラクチン、ラクチン。

 

わたしが10年かけてやっと気付いたラクちん育児法。アリッサはずっと前から実践していました。10歳と12歳。時には軌道修正も必要だと思うけど、娘たちの選択を信頼して、ゆるく育児していこうと思います。


そしてアリッサに対しても、愛のある傍観者でありたい。パートナーに対して思い通りにならないからといって、イライラして空回りするのは時間と気力と体力の無駄。あたしには知りたいこと、やりたいことがまだまだたくさんあるのです。

 

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。わたしはこのブログを書籍化を目標にして、真剣に書いています。それは、トランスジェンダーの人たちと彼らが関わる人たちすべてに伝えたいメッセージがあるからです。このブログとほぼ同じ内容を下記のサイトにも掲載しています。「読んでよかった」ボタン押していただけたら本当にうれしいです。よろしくお願いします。

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