その後も、お試し期間と同じ調子で、車なし生活は多少不便なところもあったがそこそこ順調だった。
そんなある日、父が妙なことを言い出した。
「だいぶん前からなんだけど。夜、隣の部屋に何か得体の知れない誰かがいて、襖をバッと開けるとさーっと居なくなるんやわ。言っても信用してもらえんと思って言わなんだけど…。」
なになになに??幽霊?
先日緊急招集した日から作ったグループラインでその旨を報告すると、週末に弟たちと実家に集まることになった。
晩ごはんをみんなで食べながら、その話題になり、結果、幽霊の通り道がある!偶然にも合わせ鏡になってるところがどっかにある!
ということで食後みんなで探した。