最初はずいぶん手に負えない子でした | 「黒子草子」 -大型犬と暮らす-

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「ほくろのぞうし」
黒いジャーマンシェパードドッグ黒子(仮)と暮らす毎日を綴る。




「黒子草子」 -大型犬と暮らす--珍しく笑顔


(写真は過去のものです 黒子(仮)11ヶ月頃)

初めて笑顔らしきものを撮影できたとき。

だいぶ落ち着いてきてくれた頃です。

そう、実はこんな顔をしてくれるようになるまでは、

なかなか長いこと時間が掛ったんです。




さて、黒子(仮)が我が家に来たころは、ほんとに手に負えない子でした。

シロアリよろしく家を齧り倒すことを含め、

この世に存在する、

ありとあらゆるものを消滅させんとするが如き破壊魔だったことも、

勿論大変非常に困った部分でしたけれど、

そんなことが霞んでしまうくらい私を悩ませたことは、

彼女は非常に興奮しやすく、自分をコントロールできないでいるということでした。


当時の黒子(仮)たるや、

嬉しいことがある時、

気に入らないことがある時、

欲しいものがある時、

行きたい場所がある時、

怒った時、悲しい時、ボールを見た時、猫を見た時、etcetcetcetcetc...

それはもーありとあらゆるスイッチで興奮し、飛びつき、引っ張り、

マウンティングしなにをするわたしはおんなだ

思い余って噛みつき、家の中を走りまわり、あげくふすまを破りガラス戸を粉砕し。

果たしてこやつは本当に人と暮らしていける生き物なのか?

と、服も靴も身も心もずたぼろになりながら思ったものです。

まあいろいろストレスあったんでしょうね、お互いのことがよくわかってなくて。


それが今や、

道行く人には「おとなしいねえ」なんて言われちゃうまでになってまして。

どこがやねんて思うときもありますけど。

こうなるに至るには、

トレーナーの先生の多大なるご助力があったお陰に他ならんのですが、

ほんとにもう、よくぞここまでなってくれた。

まだまだ大変なこともあるけれど、もう黒子姉は満足しちゃってます。

先生ありがとう、

そして黒子(仮)よく頑張ったえらいぞ。

黒子姉が一番頑張ったんだけどなああーーーー!

そこんとこ忘れんなあああーーーーーー!!



肝心なところをすっ飛ばして書いちゃってますが、

そんな当時のことを書き散らしたメモ的な日記があるので、

記録的な意味も兼ねて、

当時の様子なんかも書いていきたいなあと思ってます(気が向いたら)。