(写真は過去のものです 黒子(仮)10ヶ月頃)
この頃はほんと何かを齧ることだけが生きがいという勢いで、
あらゆるものを齧り倒していたので、散歩中にもよく石だのなんだの齧ってました。
写真で持っているのは瓦の欠片です。
齧ると程よく削れるのが気に入った様子。
写真を撮ろうとするとたいがいこの「なんだコラ」的な顔になるのがちょっと。
ところで犬って、何で猫にやたらと興味を持つんでしょうね。
そうでない子もいるんでしょうけど。
黒子(仮)はというと、とにかくもう興味があって仕方ないという様子。
けれども、それと同じくらい、猫が怖いんです。
最初の頃はもう大変でした。
もう猫と見るや突進と全力撤退を繰り返す日々、
地元は有数の猫王国(当社比)なので、
どこをどう歩こうが歩くまいがそこかしこに猫がおり、
散歩中、心は休まらず、折れそうになってました。
最近はだいぶ落ち着いてきて、
相手猫の様子によって対応を変えるようになりました。
たとえばこのように。
・逃げる猫。
全力で追いかけようとする、習性なのかなあ。
・目つきの悪い猫、威嚇してくる猫。
尻尾をぶんぶん振りまわし、距離を取りつつ、
相手の反応を確かめながら通り過ぎる。
通り過ぎた後、追いかけてこられていないかやたらと確認する(50mくらい)。
・目つきの凶悪な猫。
尻尾が反応してしまっていることを隠し得ないが、見てないフリをして通り過ぎる。
最初にこれを見たときは、
成長したなあと思うと同時に笑いが止まりませんでしたがね。
・おとなしい猫。
近づこうとするが、1mくらいのところからは一向に近づけない。
そうこうしているうちに逃げられるか怒られるかするので、
逃げられれば追い、怒られれば逃げるという非友好的な態度をとってしまう。
など。
冗長になってしまいましたが、平たく言うと、目つきの凶悪な猫は最強!
習性と、好きと怖いのはざまで揺らいでるっていうところでしょうか?
さらっと書いてはみたものの、やたらと複雑なものの気がしないでもない。
お化け屋敷とかジェットコースター的なもんなんでしょうかね。
お化け屋敷もジェットコースターも、
笑いが止まらないタイプの黒子姉にはよく理解できませんが、
いずれ自分で納得できるように解決して欲しいと思っているので、
突進するとき以外は好きに対応させています。
とりあえずは闇雲に突進するのを止めてくれたようなので、ほっとしています。