先日、心体環境力学のお勉強に行ってきました。
2019年のこの時期にスタートした、
田村先生の元でのお勉強がまる三年。
石の上にも三年、とはいかずに
まだまだヒヨッコ感、満載なんですが
前期、受けていたクラスもリテイクしてみて
この三年という年月かけてきた間に
自分の受け取り方や、感覚の変化を感じました。
いつも魔法みたい、とか、不思議、とか
常々言ってますけど、ものすごく真髄の部分を
先生は、根気強く教えてくださってるんだと
思います。
いや、教えてる、ではなくて
氣づき、だったり、何かをつかむのを
「待ってる」という方が正しいかもしれない。
ヨガも、大御所先生たちにしてみたら
まだ浅いといえば浅いのかもしれないけど
ひと通りやってみて、今、元の場所に
戻って来ている感じがしてるんです。
自分自身の年齢が上がって来たことも
関係するかもしれない。
私の経験や、勉強で得た知識の積み重ねで
感じ方が変化してるのかもしれない。
私が今、ライフワークとして続けているものは
ヨガと、アロマトリートメントと
心体環境力学の学びをアウトプットした
Coco Kara Care。
それらは、全部繋がっています。
言うならば、対症療法じゃない、という事。
一部分に働きかけるのではなく
全体のバランスを取りながら、
フラットに戻していくお手伝い。
そのフラットな部分は、
中庸。中道。Tao。
良くしていく、治していく、というより
本来あるところに戻るようにすると
人間の身体は素晴らしいから
自分の力で少しずつ、治癒して
戻ろうとしていく。
それは一見、地味で、今の世の中の
ファストな流れとは逆行していて
早く結果を求めることに慣れた現代人には
わかりにくいことをしているかもしれない。
例えば、ヨガで言ったら、
憧れのカッコいいポーズができるように
目指して、それができたら嬉しい。
できなかったら私、硬いんだ、ダメなんだ。
目標があることはいい事かもしれないけど
結果に囚われて一喜一憂し、
何のためのヨガなのか、見失いがち。
私もかつて、そうだったかもしれない。
でも、今は、難しいポーズがとれることより
快適に過ごす為の身体の使い方に
フォーカスして、生活の中に活かしたいと
心底、思うようになりました。
私のクラスにはシニアも多いから
全然柔らかくならないって
嘆く言葉を聞く事も多いけど、
簡単なものでもいつものポーズが
いつものようにとれることは
それも退化していないという進化。
私も含め、若い時には上を、上を
目指していた世代の人たちもまた
理想や、明らかな変化という結果に
囚われてしまいがち。
だけど、変わらないって素晴らしいこと。
当たり前というものはないのだから。
今、呼吸が通っている。
血液が巡っている。
歩ける。座れる。寝れる。
ご飯が食べられる。
笑う事ができる。
今、ここに存在するって事が
どれだけ素晴らしい事か。
それに気づけた時、人は満たされ、
至福を味わうんだと思います。
私は、そんなお手伝いをしたいから、
今、ここにいる。
学んだり、伝えたりしている。
そんな事を思ったりするのでした。
5月22日(日)10時〜
久しぶりに東京クラスを開催します！
テーマは「自分の中心を探す」です。
I Love You
熊本sha cocoro studio yu.