味噌汁Live | yuの日々 Sun Sun♪

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 ご縁あるあなたの心に陽だまりのように温かい光がさしこむ日々のことを書いてみようと思います。

  熊本のヨガスタジオ、sha cocoro studioをやっています。



 水俣にあるSTUDIO VEGANで開催の

「味噌汁Live」に行って来ました。


 もう何年もされているので

沢山の方が参加されてる中、

私も、知人友人たちが何人も受けていて

興味を持ち、ようやくご縁が繋がって

参加してきました。


 しかも。夫婦で。



 ただの料理教室じゃないこともわかってて

夫が、何か一つでも自信を持って

作れるものができるきっかけになるとといいな、

なんてうっすら期待を持って。



 衣食住の事。


 近年、コロナ禍で自粛が多くなって

家で過ごす事や、人との接し方、

「生きていく事」について

今まで以上に感じる事や考える事が多く

特に、「食」についてはだいぶ、

変化のあった我が家だったからこそ、の、

タイミングだったと思います。



 そんな中、STUDIO VEGANの

吉村 純さんは、もっともっと深く、

衣食住について考え、実践されてる方だと

冒頭で知って、もうこの時点ですでに

参加できて良かった、と思うのでした。


 衣食住、全てに於いて、

「発酵」、「菌」がなくてはならない

存在だという実践をされている。 


 そして、目に見えないけど

確実に存在する「菌」を大切に扱い、

「菌」=「エネルギー」=「愛」

という方程式がそこに見えた氣がします。



 野菜には血が通ってるよ。



 野菜には、育つ時の環境やトラウマが

そこに刻まれているよ。



 ゆっくり。ゆっくり。


 野菜と向き合って、会話して

丁寧に切ってあげてください。



 調味料はごくシンプルに。


 いかに手をかけずに、

素材そのものを活かすか。



 道具の扱い方に至るまで。


 包丁の持ち方、構え方、置き方。


 私が一番、感銘を受けたのは

野菜を切る時に、呼吸が入った事。


 自分のスタンスが、カラダと呼吸が繋がり

道具と、野菜と、一体になった瞬間でした。

まさに、陰陽合一のタオイズム。



 「個」を尊重して、活かされた野菜は

輝いていて、美しいのだと学びました。



 そして、美味しい。 


 あ、「おいしい」って

「美しい」「味」って書くのは

そういう事なのかぁ💕 



 そして、「慣れ」というのは

良くも悪くも、油断してしまう。


 「丁寧」さに欠ける隙を作ってしまうから。


 お塩のかけ方ひとつとっても。


 程よい緊張が、基本に帰り、

丁寧な所作となり、

「氣」が通る状態になる。



 「料理が上手い人は優しい人だ」と

純さんが言ったけど、

みんなで切って、純さんが手をかけた

料理の品々はどれも美味しかったから

そんな純さんは、Specialに優しい人だ。



 野菜そのものを活かした調理と

盛り付けに、やはり人柄が出ますね。



 世界を旅して来た料理人が作る

アルゴビとビンディーマサラ

(ジャガイモとカリフラワー、オクラのカレー)や

ターメイヤ(そら豆のコロッケ)



 サツマイモをココナッツミルクで

ポタージュにしたのは

ちょっとしたスィーツでした。

 


 盛り付けは、それぞれに

ご縁あってお向かいに座った方へ

想いを込めて、丁寧に。



 みんなで作ったメインのお味噌。


 お味噌は、緒方こうじ屋さんのお味噌と

純さんの自家製のお味噌とのブランド。


 この場、この瞬間にしか出せない味は

印象深くて、最高に美味しい味でした。



 
 帰ってすぐに、また、同じ作り方で
夫とお味噌汁を作り、そして夫は
母の日に実家に帰って、料理をプレゼント。

 次は私に作ってくれるそうです。

 この日の為に、包丁、まな板、エプロンを
夫用に購入した甲斐があります💕 

 

 この味噌汁Liveは、
純さんの生き方に対する哲学を
料理を通じて、食卓を囲んで
観じるLiveです。

 百聞は一見にしかず。

 興味がある方は
どうぞ、ご縁あるタイミングで
参加してみてください。