「私」という存在

　3.11で日本中が10年前のあの日に

意識を向けた翌日。

　そして、魚座の新月を迎える直前の12日に

Tamura Tech Japanの田村先生による

瞑想会が開催されました。

　来熊の際に瞑想会をして頂くようになって

一年が過ぎました。

　2〜3ヶ月に一度のペースではありますが

毎回参加する度に、気づきが違い、

新しい自分に出逢って行きます。

　瞑想後のスッキリ感も心地いいのですが

周りで一緒に瞑想している参加者の

程よい距離感や一体感、

毎回の瞑想後に体験をシェアする時間が

楽しみなんです。

　今回、先生から「私」についての話。

　いつからでも、どの瞬間からでも

「私」は書き換えられる。

　実際には「私らしさ」とは作り上げたもので

「私」というのは白紙の状態。

そこに自分が思い描くように「私」を

書き込んで行くのだ、と。

　そして、I,Myなど西洋の感覚の「私」と

日本の感覚の「私」には

文化的、歴史的背景からも

少しズレがあるというお話もされていました。

　ヨガ哲学でも学ぶ「私」という存在。

そこには「見るもの」と「見られるもの」が

あるということ。

　田村先生によると、その見るものは

認識外にも沢山いて、どんな時でも

「私」は独りぼっちになる事はあり得ない、と。

常に沢山の「私」に囲まれているものだと。

　「私」は、勝手に周りから作られるんじゃなくて

自分が思い描く「私」になるために

冷静に、フラットに、そして多角的に

「私」を見て、観ていきたいな、と思います。

　その為の手段として、瞑想は

欠かせないものだな、と。

 

　この一年、毎回欠かさず参加してくれている

sha cocoro studioで月曜日のゆるyoga担当の

Noriko先生が、感想をシェアしてくれました。

　毎回近くで、終わってすぐの顔や雰囲気、

発する言葉をシェアしてもらっていますが、

回を重ねる度に、瞑想の時間を楽しんでいて、

今回は特に、至福に満ちた様子が

見受けられました。

　フレッシュな状態で書いてくれた感想です。

とても、美しく、豊かな表現でまとめてあるので

ぜひ多くの方に読んで頂ければと思って

投稿の許可をもらいました。

参加を重ねるたび、瞑想時に幸福感が

高まっていくのを感じています。

人は対象となるもの

（まわりの人、環境や過去など）に

行動や思考、感情が

左右されてしまう時があります。

そしてそんな自分を自分自身と思い込み、

自信を失くしたり、悲しみが沸いたり。

でも人の本質とは、本来、愛や平安、

慈愛に満ちて、

優しさと幸せそのもの。

いまここに存在する自分を優しく客観視することで

そのことに気付くことができます。

本質の自分はいつもそばにいて

1人ではない。

そう気づけると、強さや自信がわいてきます。

そしてさらに、自分が尊く思える。

姿、かたち、ではなく目に見えないものだけど

私という存在がいつも見守っていることも。

そう思えたら、

ただただ幸福感に満ちていきました。

瞑想後の感想をお互いにシェアしたあと、

田村先生のお話はいつも気付きを下さいます。

瞑想中は

ここにいま座ってることも、

呼吸をしてることも、

同じ空間を過ごす人たちといることも、

田村先生がそばにおられることも

いまこの瞬間全てが幸せに思えました。

ふとした時に見つける幸せが、

いつもそばに沢山あることを

大切に受け取っていきたいなと思います。

　次回の熊本の瞑想会は6月11日(金)です。

毎回、瞑想の方法を丁寧に指導してくださり

温かく見守ってくださるので、

安心、安全の中で、のびのびと瞑想に入れます。

　一度、瞑想を体験してみたい方、

二度、三度と重ねて行く違いを感じたい方、

気になる方はお問い合わせください。

　※まだ九州場所の最中ですので、

直近で急いで瞑想会に参加してみたい方は

18日の夕方、大分であります。

　こちら、お問い合わせ先は

大分窓口： WING HEART 五十川章子
wingheart88⭐︎gmail.com　

(☆を@に変えてください)　まで。

　I Love You

　熊本 sha cocoro studio  yu.