明日から今年最初のリクチュール ピン打ち会

SEIBU SHIBUYA 

ATELIER_TRE 

リ・クチュール ピン打ち会

2月1日(金曜日)〜3日(日曜日)

10:00〜21:00(3日は20時まで)

西武渋谷店 A館5Fモードプラスにて

事前予約制

03-3462-3462(直通)


改めて、今回はファーコートのリクチュール特集。今回はウエア編。

明日にはファーコートから小物へのリクチュールのブログもアップする予定なので、お楽しみに!



まずはブルゾンタイプ


Before
こちらのファーコートは、デミパフと呼ばれるこげ茶のミンク。肩パッドが入ったミドル丈は、お手持ちの方が多いタイプのコートですね。

こちらを

After
ジップアップのショートブルゾンに変更。
前端はファスナーを使用するので、シープレザーをトリミングし、毛が絡まないようにしました。
裾はリブを使い、あくまでもカジュアルに。
少しフェミニンな印象だった衿は、高めのスタンドカラーに変更。どうですか?かなりカジュアルになったでしょう?
そして、不思議なことに、前のかたちよりもすごく軽い!もちろん着丈を22cmカットしたことが要因なのでしょうけど、実際の重量もさることながら、日常性のあるデザインに変更したことも大きなポイントなのかもしれません。


もう一つはリブを使わなタイプのショート丈&パフスリーブに変更したリクチュール。

Before
きれいなキャメルカラーのミンクコート。
色は気に入っているのだけど、なかなか着用する機会がないとのこと。

After
着丈を思いっきり変更し、ショートブルゾンにリクチュール。毛皮ホックの位置もウエストゴムのショートブルゾンに合わせ、収まりの良い場所へと移動してあります。

着丈は18cm詰めたので、そこから三角マチを作製。
ボリュームアップしたパフスリーブへと変更。
パフスリーブを重めにしたので、肩幅と二の腕周りをコンパクトに。
こういうデザインの時は微妙なバランスが大事なのです。
なるべく小さく見える肩と腕から、大きくボリュームを持たせた袖口へ。

毛皮コートって、クローゼットの場所をとるから、着ないものを取っておくことに結構ストレスを感じるし、かといって捨てるのはかなり勇気がいりますよね。

私が最近一番気に入っている毛皮リクチュールが、こちらのショートブルゾン。

ワンピースやデニムの上にサクッとカジュアルに着られて、温かくて、全体のコーディネートのバランスが取りやすい。


ではお次はマントタイプ。

リクチュールするのはミドル丈のミンクコート


Before

もっとも多くの方がタンスにしまい込んでいるのが、こういうタイプのファーコートだと思います。


今回は今っぽさを追求しながらデザイン性を重視したケープへとリクチュール。

After

えりを外してデザイン変更しながら、スリットにシープ革をトリミング。

リボンは長めにとってあるので、サイドで留めることも、前身頃のウエスト位置で締めることも可能。シチュエーションやお好みに合わせて使い分けられます。

ローゲージニットのタートルニットやトレンチコートの上から羽織ると、とても雰囲気のあるコーディネートがお楽しみいただけます。



同じマントタイプでも、こちらは脇がしっかりと防寒できるタイプ。

Before
ウエストをシェイプしたシルエットの毛皮コート。なかなか素敵なのだけど、二の腕の部分が細くて、真冬にニットの上に着づらいとこのとだったので、アトリエ・トレの人気リクチュール、毛皮ケープへと変更です。

After
実はもともとリバーシブルで使えるタイプだったんですが、ケープにするとき、フラップ(雨蓋)付けてあげないと、そこから風が入って意外と寒いので、毛皮側だけを活かして、裏にフラップをつけます。
なるべく風を通さないように、フラップ幅は5cm 
表からチラッと覗いた時に違和感がないように、ゴールドのサテンを使いました。

写真の掲載の都合上、今日はここまで。
他にも、袖だけシープスキンに変更したり、かたちはそのままに全体のボリュームをサイズダウンすることも、もちろん出来ます。

まずはお気軽にご相談くださいね!

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※月曜定休