エルメススカーフから作るワンピース

今回のブログは、昨夜のエルメススカーフを使ったスカートに引き続き、スカーフを3枚使ったワンピースへのリメイク。

実はこのワンピースのデザイン、このところお問い合わせをいただいているエルメススカーフ2枚を使ったスカートへのリメイクから発展したものだったのです。

4枚はぎ プリーツスカート ¥38000

6枚はぎ タック&フレアースカート ¥30000

「ぜひ私もスカートが作りたいです！」とお電話いただいたマダムがご来店になったのがきっかけ。

「もしもたくんお持ちなら、出来るだけ多くお持ちいただけますか？たくさんのデザインのスカーフの中からのほうがより良いデザインスカートが得られると思うので」とお伝えしました。

後日お持ちいただいたスカーフの中に、黒ベースを3枚発見。

これは、ひょっとしてワンピースになるかも。とお伝えし、その場でデザイン画

「ぜひに！！」とおっしゃっていただけたので、こちらもノリノリでパターンメイキング。

あくまでも90×90のスカーフの中に収まるように製図するので、これが結構大変。

勢い余ってカーヴ作ると、スカーフからはみ出ちゃう。

スカーフの柄は中心から放射線状に柄が広がるデザインが多く、今回は放射線状のデザインが2枚、一方方向が1枚。

どこにどの箇所を持ってくるのか？

その配置で全てのパターンがちゃんと収まりきるのか？というのが大事。

頭の中でイメージを描きならが裁断。

例えばこの背中は、スカーフの端の部分。

これに合わせて、全く別のスカーフの端を後ろ中心スリットへと持ってくる。

ね？

この2枚の似たような柄を後ろ中心に集中させることで、ワンピースとしての違和感をなくす。

後ろスカートに使われているのは、円を描く羅針盤のデザインのスカーフ。スカーフの中心をそのまま後ろ中心に持ってきたら、お尻の真ん中に丸い円のデザインがそのまま出ちゃう。そんなみっともないことにはさせません。

スカーフの裾の位置をそのままスカートの裾へ。円を左右逆転させ、逆さまに持ってくることで、
ヒップアップ効果も狙います。

でも、どのパターンをどの位置で取ると、どこが余るのか？という計算がちゃんと頭の中で図になってイメージ出来てないと、脇のぶんが取れない！！なんて大惨事になりかねない。

身頃のVは、ほぼスカーフの中心の位置を使い、スカートの星のデザインは最も違和感の生まれないウエストから8cmの位置に星の中心を。

それにしても、星が大きすぎるので、ゴールドのコードを中心に垂らしてなんとなくごちゃっとさせ、「星のスカート」感を少し緩ませる。

脇の羅針盤のデザインはヒップの丸みをうまく活かした位置へ。

私、結構色々考えながらやってるわけですよ(笑)

さて、改めてもう一度。

FRONT

BACK

裏地、付属代込み ¥84000

2月に行われる渋谷西武でのリメイク無料相談会でも、もちろんスカーフリメイクのご相談もお受けいたします。

気に入っていたはずなのに、時代が変わってきなくなってしまったワードローブ、

今回のブログでご紹介したスカーフリメイク、ATELIER_TREの大人気リメイクのスカーフバッグ、毛皮のリメイク、そのほかにも、ちょっと聞いてみようかな？なものがあれば、どうぞお気軽にお越しください。

渋谷西武 リメイク無料相談会

2月9日(金曜日)16:00〜21:00

2月10日(土曜日)10:00〜21:00

渋谷西武 A館5Fモードプラスにて

ATELIER_TRE

愛知県瀬戸市陶本町3-9

tel 0561-88-1288

名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅徒歩2分

※月曜定休