もうちょっと前になってしまいましたが、

今年のお盆休みどうすごされましたか?

 

ようやくコロナの規制がなくなった久しぶりの自由なお盆休みになりましたね。
おかげで皆さんどこでも楽しんでいたようです。

残念ながら後半は台風が来て大変な目に遭った人もいらっしゃったようですが。

 

 


いやはや、
どこもかしこも凄い人でしたよね。
高速道路はどこ行っても渋滞でした。

コロナ前からだいぶこういった混雑は分散されるようになってきてたんですけどね、
皆々いっきに楽しんだのでしょう。
よかったです本当に。



私も久しぶりに渓流釣りに行ったのです。
遠征です。

昨今はコロナや腰痛で、
もしかしたら仕事より好きかもしれない釣りにもなかなか行けなかったのですが、
なんとか行くぞと行ってきました。



信州の山。
標高1000m以上です。
よく行く川で勝手知ったる川なのです。

何しろ標高1000m越えですから、
涼しいのです。



近辺の川はそこまで高くはないので、
暑い!
川とはいえやはり暑い!
陽光が水面に反射してギラギラ上からも下からもギラギラ!

涼しいのは水につかっている足だけで、
上半身は汗だく!
になります。



でも今回は何しろ遠征で高~い山の川です。
夏でもこの川で暑いなんて思ったことない!

むしろ夕方とか日が陰ってくると寒くて上着がいるくらいです。



最近腰が悪い私、
女房殿と昼過ぎからのんびりと釣りを始めます。

無理は厳禁なので、
そう、
夕まずめ狙いです。

夕まずめというのは日が落ちる前の夕方のこと。
魚が活発にエサを食べる時間帯です。

 

 




普通渓流釣りでは真っ昼間はあんまり釣れません。
特に夏は。

そこでたいていの釣り人は朝まずめを狙います。
つまり日の出してからしばらくの間です。



でも、
もう若くない私たち、
その上朝が苦手、
しかも腰が悪い、
なので夕まずめ狙いです。



昼から釣り出すと、
真っ昼間だというのに思いのほか釣れます。

まああんまり大きくはないのですが、
岩魚。

 

 

 


ポンポン釣れます。

そのうちにどでかい奴などもかかりますがバラしたりして、
悔しがるのです。
クッソ~!



いやはや、
楽しい!



で、
夢中になっていて、
はたと気がつく。



暑い!



汗だく!
 

 



いかん飲まねば!



ここは山間の小渓流、
上にはたくさんの木が覆い被さってきており、
そう、
日影は良いのです。

が、
そんな木がポッカリ空いているところもある。

そこが暑い!
直射日光もろ!



暑い!!!



なんだなんだ、
この川で釣りしてて今まで暑いなんて思ったことないのに?
何しろ標高1000m越え。

やっぱり今年は特別だ。



木陰はまだましなのですが、
上に木がないところに来ると、
無茶苦茶暑い!

 

 

 


が、
そんなところにいかにも魚がいそうなポイントが・・
で、
粘ります。



あ・・
クラクラしてきた。
これは本当にやばい。
戻ろう。



で川を戻ると、
女房殿が上を脱いで木陰で休んでいます。

川には蜂もいればアブもいればヒルもいます。
藪こぎもします。

なので上着は必携です。
最低でも長袖

 

 

 

川遊びとかで水着だけで川に入ってバシャバシャしてる人、

よくいますよね。

 

下流なら良いのですが、

山中の渓流では非常に危険ですよ。

 

蜂に刺されたこと、

アブに刺されたこと、

ヒルに血すわれたこと、

何度あることか・・

 

上着着てウェーダーという胴長を履いててもやられるんです。

ヒルなんてあっという間に上まで登ってきます。

 

裸足で川に入ったら100%足を切ります。

渓流の石は下流とは違って丸くありません尖ってますから。

サンダルやウォーターシューズは必須です。

 

 

 

 


私も長袖ですが・・
あまりにも暑いので腕をまくっていて藪こぎで腕が傷だらけになってしまいました。



「どうした?釣れた?」
「けっこう釣れた、でも暑すぎる!倒れそう!」



私と同じなようで・・



結局、
もうやばいから帰ろう・・
と。



まあ、
けっこう釣れていたので満足して、
夕まずめを前にして帰ってきたわけです。



まあ、
なんという今年の暑さ!
な話なのでした。



実は後で考えたのですが・・



上に木がない所のいかにも魚がいそうなポイントで粘ったわけです。
エサが集まりやすそうで、
鳥などの天敵から身を隠しやすくて、
魚が定位しやすそうな適度な水の流れがあり、
そこそこに深さがある川の部分、
本来は魚が多いところです。

 

 

 


その結果炎天下にじっとしててクラクラしてきたわけです。

でも、
今回の釣行ではけっこう大きい小さいはあるものの魚はポンポン釣れていたのです。
ということは、
つまり良いポイントなのに粘っていたのは釣れないからそこで粘ったわけで、
その結果クラクラしてきたわけです。



釣っているときはクラクラしているので頭が廻っていなかったのですが、
考えてみると、
そういう所では釣れていない。
釣れそうなのに釣れないから粘っていた。
つまりすごく良いポイントなのに魚はいない。



魚も暑いんだ!!!
木陰の涼しい所に移動している!

ちゅうことか。
考えてみればそりゃそうか?



勉強になるな~。
まだまだ釣りは奥が深い。

 

 

 

 

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