うさぎ将棋(文豪くん講習編) | アトリエぽーぽー

アトリエぽーぽー

『アトリエぽーぽー』は、創作を楽しむ絵画教室。
講師あけやまひかるは、お月謝袋やレターセットなど、クラフト製品の販売も行っています。
このブログは、生徒さんと保護者さまへ発信していますが、
絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

小学4年生、文豪くんの講習日。

 

前回の続き『うさぎ将棋』です。

 

うさぎの形をした駒を切り抜き終わったので、駒に名前をつけ、動き方を決定します。

 

文豪くん「まずはキングとクイーンでいいかな」

私「王様だけじゃなくて女王様もいるのね、いいねー、ジェンダーレスで」

 

文豪くん「飛車は…爆弾? 破壊力がある」

私「どのくらいの破壊力?」

文豪くん「前後左右に、3マス✕3マス」

私「それはすごい。もう近寄れないね」

文豪くん「強すぎるから…。成ると、自滅もできる」

私「なるほどー」

 

文豪くん「角は…、パトカー?」

私「いいね、角のスピード感が出てて」

文豪くん「成ると、通り道にある駒を飛び越すことができる」

私「なるほど。パトカーは、追い抜いていけるもんね。

文豪くん「でももともと角は力がありすぎるから、1つだけ飛び越すことができる」

 

私「爆弾とパトカーだと攻撃力が強いから、防衛力も高めないとね」

文豪くん「爆弾が来ても打ち返せないと」

私「戦車とか戦艦?」

文豪くん「刀で」

私「斬鉄剣!」

文豪くん「だから武士、侍?」

私「いいねー、侍」

文豪くん「武士は後ろを振り向かないから斜め後ろにはいけない」

私「(笑)」

文豪くん「成ると大名」

私「強っ」

文豪くん「強すぎるから、2列目までいかないと成れない」

私「いいルール。大名は偉いから斜め後ろに後ずさってもいい?」

文豪くん「ううん、だめ。大名には武士の名残があるから。大名はキングと同じくらい強いでしょ、だからもし大名になったら、キングと大名、両方とも取らないと、勝負に勝てない」

私「いいねー、おもしろいルール」

 

文豪くん「銀は…、バッター?」

私「バッター!? ゲームの種類多すぎ(笑)」

文豪くん「バッターは打ち返せるでしょ、防衛力を高めないと」

私「そうだね、じゃあキーパーもいるね」

文豪くん「ゲームの種類多すぎ(笑)」

 

文豪くん「じゃあ銀は…、催眠術師」

私「なるほど、武力だけじゃ賢くないもんね。どんな効力が?」

文豪くん「相手を眠らせて1回休みにできる」

私「すごろく?! ゲームの種類多すぎ(笑)」

文豪くん「成ると神父」

私「自滅した人が成仏できるように?」

 

 

ストーリー性の高い、すごいゲームが誕生しそうです。

文豪くんのアイディアは底なしですね。

会話しているだけで夢が膨らみます。