小学2年生ラピスちゃんの講習日。
「またクッキングがしたいなー」とラピスちゃん。
「何が作りたいの?」
「いちごのケーキとか」
「いちごのケーキは、スポンジケーキを焼くだけでも45分くらいかかるし、完全に冷めてから飾り付けしなくちゃならないし、いちごは高価だし、ちょっとむずかしいなー」
前回の講習時、そんな会話をしました。
それから、どんなお菓子なら50分で作れるか、考えていました。
そして思いついたのが卵ぼうろです。
片栗粉と卵と砂糖を混ぜて焼くだけ。
焼く時間も10分〜15分くらいです。
玄関から入ってきたラピスちゃんに、
「今日はクッキングよ、知ってる?」と訊くと、
「知ってる! ママがバッグにエプロンとさんかくきんを入れてくれてたから、クッキングだ!ってわかったの」
ふふふ、嬉しそう。
ラピスちゃん「なにをつくるの?」
私「卵ぼうろよ」
ラピスちゃん「おとうとがすきなんだー」
私「おかあさんもそう言ってた」
ラピスちゃん「おじいちゃんもすき」
私「そうなの?」
ラピスちゃん「おじいちゃんはこどものお菓子が好きなの」
じゃあ、おじいちゃんにも喜んでもらえるね。
それでは始めましょう。
テキストはこちら。
初めに卵黄と卵白を分けます。
できたの?!
卵黄と卵白を分けられる小学2年生、初めて見ました。
「教えてもらったわけじゃないよ、こうしたらできるってわかったの」
「そうなんだー、すごいね!」
お母さまがお菓子やパン作りが得意なので、見て覚えたのかもしれませんね。
卵黄に片栗粉と砂糖を入れて、生地を作ります。
この生地の柔らかさがコツ。
よく「耳たぶくらい」といいますが、耳たぶは耳たぶで生地は生地ですよね。
比べにくくないですか?
でもとにかく耳たぶくらいです。
できたらコロコロ丸めます。
180度のオーブンで10分から15分焼いたらできあがり〜。
私「できたて、1つ食べていいよ」
ラピスちゃん「おいしい〜」
私「じゃあ、袋に入れよう」
はいポーズ!