いつも一緒。
どろんこになって遊び、おやつを半分ずつし、一緒にお昼寝する。
あるとき、ぼくのお家にライオンをご招待したんだ。
お父さんもお母さんもお姉さんも、ライオンを気に入ってくれたけど…。
たてがみを櫛でとかし、白いワイシャツをきて、革靴を履いて、静かにお行儀よくケーキを食べなくてはならないなんて。
そんなの、ぼくの好きなライオンじゃない!
ぼくは椅子から飛び降りて、叫んだ。
どろんこになって遊び、おやつを半分ずつし、一緒にお昼寝する。
あるとき、ぼくのお家にライオンをご招待したんだ。
お父さんもお母さんもお姉さんも、ライオンを気に入ってくれたけど…。
たてがみを櫛でとかし、白いワイシャツをきて、革靴を履いて、静かにお行儀よくケーキを食べなくてはならないなんて。
そんなの、ぼくの好きなライオンじゃない!
ぼくは椅子から飛び降りて、叫んだ。
その途端、ライオンはものすごく恐ろしい声で吠えた。
天井がビリビリ揺れて、ケーキが飛び散って、お父さんもお母さんもお姉さんもびっくり仰天。
ライオンはシャツを脱ぎ捨て、たてがみをくしゃくしゃにして、ケーキを口に押し込み、靴を蹴って、おもいっきりあっかんべー。
天井がビリビリ揺れて、ケーキが飛び散って、お父さんもお母さんもお姉さんもびっくり仰天。
ライオンはシャツを脱ぎ捨て、たてがみをくしゃくしゃにして、ケーキを口に押し込み、靴を蹴って、おもいっきりあっかんべー。
よし! そう来なくちゃ!
家から駆け出したぼくとライオン。
風がとっても気持ちいい。
家から駆け出したぼくとライオン。
風がとっても気持ちいい。