それならテキストを変更しましょう。
車が大好きな男の子たちのために、大急ぎで描いた、鉛筆画フェラーリ。
アトリエぽーぽー、臨機応変が自慢。
画像を検索して、
「全体が写っている」
「背景がない」
「陰影がはっきりしている」
の3点から選んだ1枚。
Iくんたちが好きな車だといいのですが。
車を描くのは、とっても難しいです。
静物画の中で、特に難しいと言っていいと思います。
車を描く専門家がおっしゃっていました、「車は数字だ」と。
計算されつくし、パーフェクトにデザインされているんですね。
だから1ミリでも狂うと、気持ち悪いらしいです。
並べてみると、1ミリは狂っていますね。
図鑑やパンフレットを見ながら、毎日車を描く練習をしたら、デッサン力がすごく身につきますよ!
一番難しいのは、輪郭。
輪郭がうまくいかないと、なかなか先へ進めません。
今日は陰影の付け方と、細部を描き込む練習をしたいので、輪郭は私がうっすら描いておきました。
「輪郭があってよかったよー、これさえあれば、あとは簡単」とIくん。
でしょう〜?
わかってくれて嬉しい。
そして、今日も、車の話題。
ちゃんと手も動かしながら、です。
Iくんいわく、車には、紳士が乗る車と、そうでない車があるんですって。
どちらの車が好き?と聞かれて、いろいろな理由からそちらを選ぶのでしょうが、
「紳士が乗るから」
という理由、素敵ですねー。
紳士的なIくんらしい。
ランボルギーニの創始者と、フェラーリの創始者のエピソードも教えてもらいました。
車に詳しいIくんですが、
「このあいだ、可愛い車を見たよ。前から見たところが、トトロがいーって笑ったみたいなの、あれはなんという車?」
という質問には、お手上げ。
グーグルで「トトロがいーって笑ったみたいな車」を検索してくださいって(笑)
Iくん「メーカーがわかればわかるんだけどなあ」
ですよね〜。
それにしても、いつも雲をつかむような私の質問に、律儀に答えてくれるIくんでした。
絵は着々と進んでいます。
Iくんの作品。