先週から図書ボランティアで、朝の読み聞かせが始まっています。
今週は3年生。
候補作のうち1冊です。
サーカスが来ると聞いて、パパは大興奮。
子どもたちは、空手のお稽古があるし、テレビも見たいのですが、「行かない」なんて言えば、いったいどんなことになるか…。
ああ、わかるわかる。
行かないなんて言ったら、へそを曲げるんですよ。
その日は雨が降っていて、ママは憂鬱。
雨の中、わざわざ行かなくていいのに〜。
ああ、やめたいやめたいやめたい。
すると「そんなこと、ライオンの口に頭をつっこむことからすれば、なんぼのもんじゃい」とむちゃくちゃ言うパパ。
それでも、行ってみれば、楽しいものですよね、サーカス。
みんな、満足して、さあ帰りましょう。
ところが、パパだけ戻ってきません。
ぷりぷりしながら、戻ってきたママが言うには。
パパは、サーカスと一緒に行っちゃったんですって。
でもご安心ください。
世界中を巡業し、一年後に帰ってくるパパは、サーカス団の団長さんになっています。