ふたごのかいぞく | アトリエぽーぽー

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『アトリエぽーぽー』は、創作を楽しむ絵画教室。
講師あけやまひかるは、お月謝袋やレターセットなど、クラフト製品の販売も行っています。
このブログは、生徒さんと保護者さまへ発信していますが、
絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

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ぐっと来ます。

ぐぐうっっと来ます。

上質の絵本に、説明する言葉は要りません。


いえ、説明できないんです〜。
どういったらいいものか。

「ふたご」だからと、手に取ってみて。
ぱらっとめくってみると、やんちゃそうなので、アゴタ・クリストフの『悪童日記』を思い浮かべ。
でも読んでみたら、全然違いました。

「かいぞく」は「海賊」じゃなくて「貝ぞく」。
貝から生まれたふたご。

最初はミニチュアでしたが、だんだん人の子の大きさになりました。

でもそういう説明はまったくなくて。
実に言葉少ない絵本です。

黒人のふたご(たぶんジャマイカ生まれ)が可愛すぎ。

もともと絵本作家ではなくて、画家なので、絵がうますぎ。

谷川俊太郎さんの訳もさすが。