丸い形を描いてみよう その2 | アトリエぽーぽー

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『アトリエぽーぽー』は、創作を楽しむ絵画教室。
講師あけやまひかるは、お月謝袋やレターセットなど、クラフト製品の販売も行っています。
このブログは、生徒さんと保護者さまへ発信していますが、
絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

今日の講習は2コマ、その1コマ目。

年中さん(5歳)、アオちゃん(ブログネーム)と、
今日は、お母さまもご一緒にご受講いただくことになり、楽しみにしていました。
お母さまのリクエストにより、写生に挑戦です。
課題は『丸い形を描いてみよう』。

被写体は、木造の雪だるま人形。
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テキストはこちら。
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アオちゃん、絵を描くだけでなく、立体に工作してくれました。
すばらしい~。
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顔と胴体(やや紡錘型)は、球体の形が少しちがうんですが、アオちゃん、しっかり描きわけています。
目の位置、鼻の位置、口の形、本物そっくりで、デッサン力もたしか。
色も、青系統を的確に塗り分けています。
帽子は明るい青、マフラーは紺、ボタンは実は帽子と同じ色なんですが、面積が小さいので、暗く見えるため、すこし濃い目。
そうそう、同じ色でも、面積によって、色合いが違って見えるんです。
広い方が、明るく見えます。

絵を描いて、はさみで切り取った後、もう一枚画用紙を重ねて、同じ形を切り取りました。
そして2枚の紙の裏に割り箸を固定し、立つようにしたんです。

立ったときは、パチパチ~

アオちゃんは、工作が好きなようなので、今後、積極的に取り入れていきたいです。

お母さまの作品です。
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絵は苦手、とおっしゃっていましたが、苦手な方が描いた絵じゃないですよね。
「描いているうちに、可愛く見えてきた」
と、楽しそうに描いてくれました。

マフラーの巻いている感じが出ています。
影の場所も的確で、濃い影と薄い影を描き分けています。
片足は浮いていることが、影が物体から離れていることで、表現できます。
足の角度や、手の丸さが、本物そっくり。
今にも歩き出しそうに、活き活きと描かれ、好感度の高い絵です。