昨日は講習日でした。
前日、おうちで描いて、持ってきてくれた絵です。
上の2つは、愛猫KちゃんとHちゃんを実物に近く描いています。
特徴を掴んで、可愛く描けています。
このまま十分いけそうです。
真ん中の2つは、それをデフォルメしています。
Nさんが求めるように、可愛くないところが可愛い、というふうに描かれています。
いいじゃないですか。
猫か他の動物か、微妙、なところもいいです。
もう猫の特徴を掴まなくては、なんてしゃちほこばったことは言いません。
イラストとして味があればいいんですもん。
下の2つは、猫の猫たる、びよーんと伸びて寝ているところが、よく描けています。
顔も歪んでいるし、背中のカーブも牛みたいだし(本来は肩よりもおしりのほうがもりあがる)、手の位置も足の位置もいい加減です。
でも私には、この中でこれが、一番、愛されている猫ちゃんに見えます。
じゃあね、これでいこう。
寝そべっている猫、年賀状にもぴったりじゃないですか。
そんなわけで、割り箸に墨をつけて描いてもらいました。
テキストはこちら
ぐんと味わいが出たでしょ?
往々にして、動物は、顔よりからだが難しいです。
Nさんの元の絵も、下半身は描かれていませんね(笑)
なぜ難しいかと言うと、動物は人間と骨格がちがうからです。
そしてその骨格が、ふさふさの毛で覆われていて、よく見えないからです。
なので、擬人化しちゃいましょう。
真ん中の猫ちゃんは、ギャルソンと丁稚になりました。
次回は年賀状用に、消しゴムはんこを作ります。