1974年に「ねずみくんのチョッキ」が刊行されて、今年は40周年記念です。
記念すべき31巻目は「へんし~ん ねずみくん」
どの本のねずみくんも、可愛らしいのですが、今回はシリーズ8作目の「コップをわったねずみくん」をご紹介します。
コップを割ってしまったねずみくん。
おかあさんにしかられるぞ。
ぞうさんが、長い鼻で割っちゃったことにしようかな。
きりんさんが、長い首で割っちゃったことにしようかな。
とりさんが、羽根をばたばたして割っちゃったことにしようかな。
それともねみちゃんが…。
あらあら、ガールフレンドのねみちゃんを裏切りますか?
悪いことを企んでいたねずみくんは、ぞうさんたちがやってきたとき、びっくりして、もう一度コップを落として割ってしまいます。
目撃者が多くて、もう誰のせいにもできません。
しかたなく、お母さんに告白したのです。
このあと、お母さんは怒ったでしょうか?
ジョージ・ワシントンは、正直に桜の木を折ったと言ったから、怒られませんでした。
でも正直に言えば、何でも許されるわけではありません。
うちでは、遊んでいて壊したときは怒り、そうでないときは怒らないようにしています。