早いもので ジョンが急変したあの夜から一週間が経ちました。
どこを探してもジョンがいないことに
寂しさがつのります。
いつも大きな身体を横たわらせ
大きな存在だったジョン。
狭い家なのに そこに横たわっていたジョンがいないだけで
ほんの少し広く感じてしまいます。
ジョンのことをなんて書こう
ジョンの病気のことをここに書いてもいいのかな・・・
「 ジョンのこと 」 と題し、
下書きをしては保存する を繰り返し。
1月15日に5回目の抗がん剤治療を終えたら
きちんと記事にしてみよう・・そう思っていました。
『 ジョンのこと 』
穏やかで 優しくて 悪いところはひとつもない と言ってもいいくらい イイオトコのジョン。
「 こんなにいい子は もう会えないかもしれないね 」
と私の母に言わせてしまうほど。
お手ができなくったって 伏せができなくったって そんなの私にはなんの必要もない。
ただ ただ 私のそばで 生きていてくれるだけでいい
それが 私のジョン。
マリィを一緒に看取って
ティンクを一緒に育ててくれて
いつも私のサポートをしてくれているジョン。
いつも私のストーカーでもあるジョン。
マリィがいなくなって放心状態だった私に
「 そろそろ 戻っておいでよ おかーさん。 心をここにもどして・・・ 」
と 伝えてきたジョン。
やっとやっと マリィのいない苦しさから立ち直り
ゆっくり ゆっくりジョンのシニア期を楽しもうと思っていたのに。
どうしてだろう。 どうしてマリィだけでなく ジョンもなんだろう。
できる限りのことは尽くそう。
ジョンと少しでも長く一緒にいることができるように。
下書きしては保存していた文。
マリィの治療をいつも優しく見守ってくれていたジョン。
私はいつもいつもジョンに支えてもらっていました。
ジョンにも マリィにも哀しい過去を忘れて欲しい、穏やかな毎日を過ごしてほしい・・・
この家に来てよかったよ、 幸せだったよ、
ジョンが最期を迎えるときはそう思ってもらえるように。
それが私の唯一の願いでした。
保護犬は寿命が短いのよ。 ストレスかかってるからね。
そう言われたこともあります。
嘘ではないだろうけど 受け入れたくない言葉でした。
優しさと あったかさと 穏やかさと ごはんダイスキ♪ でできているようなジョン。
そんなジョンに異変が起こったのは昨年の10月のことでした。