婚約指輪とは…? | 結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイド工房 アトリエクラム長岡のスタッフブログ

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こんにちは!
アトリエクラム長岡の田村です(´∀`)

さて、前回の内容に引き続き、今回は「婚約指輪」についてご紹介したいと思います☆



[婚約指輪の歴史]
前回の記事でも書かせていただきましたが、約2000年前のローマ時代に
婚約の証として「鉄のバンド」を贈っていたことが始まりだそうです。

現在のように愛の証しというよりは、「結婚=契約」としての意味合いが強かったようです。
婚約指輪が広まった起源には諸説あり、
結婚を神聖視する教皇ニコラス一世により、「婚約発表には指輪が必要である。
夫となるものは、高価で経済的な犠牲を払うような指輪を贈らなければならない。」
という旨の命令が出され、習慣化したとも言われていますし、
「結婚指輪」と「婚約指輪」の区別がなかった当時、
ローマ法王が結婚の前にもっとお互いを知るべきだとして、
婚約期間を奨励したことから婚約指輪が生まれた、というせつもあります。


[婚約指輪の意味]
婚約期間中であることを意味する指輪ですが、
男性から女性へ「これから一生、あなたを大切にしていきます」という
気持ちを形に表したものでもあります。

婚約期間が終了した後はしまいっぱなしになりがちと言われますが、
お呼ばれや式典へ出席の際につけたり、
最近では結婚指輪と重ね着けができるデザインも増えており、
特別な日でなくても、例えばデートの際など、着ける機会が増えています。
また、普段からも着けていられるように、大粒ダイヤの留まったボリュームのあるものでなく、
小さなダイヤがぐるっと一周埋め込まれたタイプも人気となっています。


[なぜダイヤモンドなのか]
ダイヤモンドが留まっているものが一般的なデザインのイメージかと思いますが、
オーストリアのマクシミリアン大公がブルゴーニュの公女マリーに
ダイヤモンドの指輪をを贈ったのが始まりといわれています。
「不屈の力」「永遠」という意味を持つ石でもあり、
永遠に輝きを失わないダイヤモンドがエンゲージリングの定番になりました。



さて、いかがでしたでしょうか?
最近では婚約の証に指輪以外のものやペアウォッチという方もいらっしゃいますが、
「婚約」という意味や歴史を考えると、
昔から語り継がれる形式で永遠の誓いを立てるのも、
とてもロマンチックではありませんか(*´ω`*)?