MJ | パリの衣装工房

パリの衣装工房

パリとその近郊を中心に活動する、舞台衣装家で二児の母の、おフランスの日常。

ロンドンには、ブロードウェイミュージカルオリジナルキャスト(トニー賞受賞者)が主役をつとめるMJと、日本からロンドン公演中の千と千尋の神隠しをお目当てに、行ってきました。


観劇好きさん以外にはどうも理解されない(我が家族然り)のですが、どうしても、どちらも、オリジナルキャストのうちに観たかったのですよ。


オットに至っては、わざわざ海外まで舞台を観に行く意味がわからん🤷🏼って感じらしいですが😑


で、大コーフンの初日のマチネは、早速MJ。


6列目のど真ん中です。

音が素晴らしかった。


↑数十年前の、CD持ってる😆今度聞き返そう。



で、舞台ですが、もうね、凄いの一言です。

こんなに凄いの、久しぶりに観ました。


子供の頃、キャッツとか色々、観た後の余韻が冷めるまで数日かかってすごく大変だったんですけどね、久しぶりにそんな感じ。

夜の、せっかくの千尋にのめりこめるか心配になるほどでした。


マイケルジャクソンって、学生の頃流行っていて、その後家庭も乱れて精神も崩壊して亡くなるまでゴシップが絶え間なく流れていたので、お話の流れは知っていたせいもあってか、とっても納得行く舞台でした。


特にサインからのスリラー、MJの精神状態表現の演出が、たまらなく良かった。

(すみません、観ないと全くわからない書き方ですが、とても大事なシーンなので、今後観に行かれるかも知れない方々には、これ以上のネタバレは避けたいんです🙏)


知人の作品と言う贔屓目を全く無くして、音が本当にすごかった。

最初っからお腹にズンズン来ました。


最近の、ヘタに大きい音出して驚かすような小細工と違って、全ての音ひとつひとつが必要で、大事に選び抜かれてるのが良くわかりました。


これは、ブロードウェイミュージカルですね…

多分、ロンドンキャストでは"ちょっと違う"感が、スタッフさん達にはあるんじゃないかなぁ、と、密かに思ってしまいましたが、そんな事ないですか?