前回、ヒキガエルの保温について書いた。
今回の主役は、その右隣のプラスチックケールにいるアカハライモリの水尾くんである。
ふと、本当に、ふと気になって水尾の様子を見たのだ。
その行動に、深い意味は無かった。
皆さん、この画像でお分かりだろうか。
この妙な違和感に気が付くだろうか。
何と蓋の隙間からニョロっと出ていた。
「飛び出す絵本じゃないっつーの」と思わず水尾に突っ込んだ。
プラケ越しではなく、直接目が合った。
「・・・」。
気まずい沈黙が流れた。
メンテナンスの時に、雑に蓋を閉めたのが原因であった。
疲れていると、魔が差すということがある。
いつもはバチンとしっかりと閉めるのだ。
皆さんも気を付けて欲しい。
中途半端に蓋を閉めたので隙間ができ、そこから脱走を図っているのだ。
ふと気になったのは、虫の知らせだったのだろうか。
確認しなければ、翌日プラケ内に、水尾の姿は無かっただろう。
そして、数週間後に干物になった死体を発見することになったかもしれない。
「開けとく方が悪いっつーの」と言われた気がした。
私の中のイメージでは、こいつは自分と同様、やさぐれた兄ちゃんなのだ。
いつまでも見つめ合っていても仕方ないので、私は水尾を回収し、水槽内へ戻した。
このように、しっかりと蓋を閉めた。
これで、脱出は不可能である。
今回の記事で分かったように、本当にふとしたことで、イモリは脱走を企てる。
少しでも隙間があれば、かなりの高確率で、翌日姿を消しているだろう。
日々、仕事で疲れていると、些細なミスを起こす。
重複するが、気を付けよう、イモリラヴァーの皆さん。







