【コーンスネーク】蛇を飼うということ | 爬虫類ブレイク

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ヒキガエル、レオパ、ウパ、イモリ等の記事や、たまにワインのことを書きます。悠と申します。Twitter、Instagram更新中です。

こんにちは、ワインと爬虫類です。

本来なら本日は出勤ですが、昨日ワインの試飲会に出席したので、代わりにオフになりました。

 

さて、本日はコーンスネークの記事を書きます。

コーンスネークとはアカダイショウのことで、大人しい性格で人にも慣れやすく、ペットとしても人気ですね。

我が家のコーンスネークは、アルビノの個体でアカメちゃんと名付けました(*'▽')

奇麗なアルビノ・アズテックで価格は48,000円。

飼育した理由は、一人暮らしのマンション向きのペットだったからです。

臭わない、鳴かない、毛もなく、とても衛生的なペットですね。

排泄物もそこまで臭くないです。(アダルトになれば別ですが)

月々の餌代も1,000円(冷凍マウス10匹)ほどで済み経済的です。

勿論、成長過程で変化します。

 

【餌】

餌は冷凍マウスです。

爬虫類ショップやアマゾンなどでも簡単に購入できます。

冷凍マウスだけで飼育は可能です。

生き餌を育てる必要もなく、管理も楽ですね。

私はパック詰めの冷凍マウスを冷凍庫へ保管するのに特に抵抗もありませんでした。

鶏のもも肉を冷蔵庫へ入れる感覚と同じでしたね。

冷凍マウスは与える前に湯煎で解凍しましょう。

ピンセットで、鼻づらへ持っていけばパクッと食べます。

 

【ケージ】

昆虫用のプラスチックケースで充分です。

現在、ザリガニのリーフ君を飼育しているプラケで飼っていました。

蛇の場合は、広ければいいというわけではなく、とぐろを巻いた状態の4~6倍の広さがあればいいでしょう。

胴体が長いイメージですが、基本的にとぐろを巻いているので、大きく見えませんね。

プラケで飼う場合、必ず重しを乗せましょう。

小さい頃は脱出できなくても成長すると力が増し、蓋をこじ開け逃げる可能性があります。

蛇の成長は早いので、油断しないようにしましょう。

逃げた場合は、冬の寒さで死ぬか、カラスに狙われるか、無事には生きられないでしょう。

コーンスネークは臆病で弱い蛇です。

 

その他には、蛇が入れるサイズの水入れと、パネルヒーター、温度計、床材のクッキングペーパーがあれば飼育可能です。

パネルヒーターは、ケージ全体に敷くのではなく、半分くらいに敷いて暖かいところと涼しいところを作ってあげましょう。

紫外線は当てる必要はありません。

シェルターですが、賛否両論あり、それを入れると蛇がいつも隠れてしまい、いつまでも臆病のままになるということもあります。

私は使いませんでした。(まあ、大体クッキングペーパーの下に潜っていましたが・・)

 

【ハンドリング】

最初は怖いですが、ハンドリングは人に慣れさせることと、蛇の健康診断もかねて週一くらいでやるといいでしょう。

勿論、お迎えしてすぐにやるのではなく、2週間から、もしくは1ヶ月ほど経って蛇が環境に慣れたらトライしてみましょう。

触るとひんやりしています(笑)

 

【脱皮】

身体が白くなってきたら脱皮のサインです。

霧吹きで湿度を保ち見守りましょう。

アカメちゃんは放っておけば勝手に脱皮し、特に失敗することもありませんでした。

爬虫類全般に言えることですが、あまり干渉しないようにしましょう。

 

【蛇を飼うということ】

さて、表題の件です。

ネットで検索すると、飼育は簡単、ペットとして女性にも人気、今注目されている等、ヒットしますが、私の印象だと、蛇のペットとしての認知度はまだまだ低いです。

8割の人は「・・え?蛇??変わってるね・・」と言う、あまり良くない反応をするでしょう。

私はそのような偏見がなかったので、軽い気持ちで職場で口を滑らせたのですが、蛇と言うことだけで拒否反応を示す方もいて、翌日には噂になったほどです(^▽^;)

職場では安易に言わない方が良いでしょう。

変人だと思われる可能性があります(笑)

私は一人暮らしなので家族の理解は必要ありませんでしたが、実家住まいの人はその辺りも配慮しましょう。

当時付き合っていた彼女は理解してくれましたが、稀有な例かもしれません。

それと、カエルやトカゲ、愛嬌のあるウーパールーパー等とは違い、手足のない蛇は、やはり雰囲気が違います。

夜にふと視線を感じケージを見ると、とぐろを巻いた蛇がジーっとこちらを見ていたことがあり、その無表情な瞳は見る人によっては不気味に感じるかもしれませんね(笑)

蛇は長生きで10年以上は生きるとされているので、お迎えを考えている人は、前述したことをきちんとイメトレして、後悔しないようにしてください。

店員に飼育が簡単だと言われて軽い気持ちで買い、帰宅した後、怖くて触れない、マウスも抵抗がある・・、では、蛇が可哀そうですよね。

餌やり、ケージの掃除等、触らなければいけないシーンがたくさんあります。

YouTubeで動画がたくさんあるので、買う前に勉強しましょう。

 

蛇はまだ認知度は低いですが、その他の爬虫類にはない独特な魅力があります。

コーンスネークは入門編には適していますので、きちんと飼える人には末永く一緒にいられる魅力的なペットには違いないでしょう。

万全の状態でお迎えしてあげてください。