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H+13 ARCHITECTURE & ASSOCIATES

京都在住の週末ケンチクカ、H+13の活動ブログ。
建築とアート、時々水平式クレーン。

4/28 九州新幹線駅の視察へ。
新鳥栖、久留米、越後船小屋、新大牟田、新玉名、でやっと熊本へ。

西口広場
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駅広の限られたスペースなので、壁を立てたらせせこましくなると思っていたが…
きちんと整理され、居心地の良い空間が広がっていた。
柱も細く、屋根も壁も薄いので、開放感がある。

新駅だと、どうしても降り立った瞬間、一人放り出された感じのどうしようも無い感じになるが、
受け止める壁と、楕円からのぞく青い空が、近接する住宅地とつなぐバッファゾーンになっていた。


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交通広場から見ると、対照的なデッキプレート壁が連続する。
ランダムに見える開口も、粘り強い道路協議の賜物であることが伺える。
駅自体も連続する鉄骨母屋と庇の形態が好感を持てる、スッキリとした空間だった。


東口広場
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暫定形だからと言ういい訳も出来ないくらい、中途半端な空間。
柱は太く、屋根は薄くなく、暗い出来損ないのピロティ空間のよう。
完成形まで、増えていく過程に合った形態が評価されたのかもしれないが、
本当にいいと思って作っているのか、甚だ疑問だ。

後述するつもりだが、豊島美術館は自分の中で、
パラダイムシフトするくらい良かったのに、このギャップはなんなんだろう。


西沢立衛建築設計事務所ディテール集 (建築文化シナジー)/西沢立衛建築設計事務所
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5/8 今さらだが、コンペ提出案。ヤマアラシのいえ。

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気積と段差と天井形状によって、緩やかに区切られるワンルーム。
適切な距離感を保ちつつ、気配を感じられる空間を目指した。

少し、オープン過ぎたのが、敗因か。
本当は、もう少し区切れているような感覚を付加したかった。

山アラシのジレンマ―人間的過疎をどう生きるか (ダイヤモンド現代選書)/レオポルド・ベラック
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7/23 小山登美夫ギャラリーへ
三宅信太郎さんの個展。

以前、旧フランス大使館で行われた、
ノーマンズランドでフランスパンをトリコロールに塗ったり、
お相撲さんのキャラをガラスに描いていた、面白い人。

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ギャラリーだから、作品をきちんと見れて良かったが、
ギャラリーだから、ヤンチャっぷりが出てない感じは、商品って感じを受けてしまう。


次に、新しく出来た丹波口のニュートロンファクトリーへ。
なかなか魅力的な倉庫。ホイストらしきものと吹き抜けがあって面白い。
けど、ちょっと、倉庫のままって感じで空間が雑。

一階に忠田愛さんの作品が並ぶ。
4号のSサイズでいいのがあったし、欲しくて悩んだ。
ボーナスで買おうか。


現代アートビジネス (アスキー新書 61)/小山 登美夫
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6/24 古都奈良へ

国宝 新薬師寺本堂
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簡素な舟肘木と繰り返される垂木と漆喰。
シンプルで、すっきりした空間に居心地の良さを感じた。
内部空間は、今まで一番好みで、住んでみたい。

写真美術館で、入江泰吉の写真展を見た。
室生寺の写真が、神秘的で惹きつけられた。


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春日大社へ向かう山道。
緑は階調を織り成し、光が舞っていた。


国宝 浄瑠璃時本堂
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特にコメントは無いが。

九体の阿弥陀如来像は、圧巻。
しかし、ちょっと遠い…



6/4 東京にて、竹橋へ。
”路上”を見に。

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奈良原一高のブロードウェイが引っかかった。
這いつくばった目線から見たような交差点のアングルを
4方向、万華鏡のようにつないでいる。

路上のマンホールやゴミが、
画面中央に鎮座し、空とビル群が四隅に追いやられる。
ブロードウェイの路上だと言わんばかりに。

王国の方の写真も
その現実がリアルに感じられないほど、
リアルな写真であった。

それと、石元さんのオリジナルプリントも初めて見た。
桂の表紙にもなっている写真のコケと石は、
鮮やかな濃淡と慎ましいほどの対比がひどく美しかった。

パレスサイドビルに見守れた美術館で良い一時を過ごせた。

石元泰博 桂離宮/石元 泰博
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ブロードウェイ/奈良原 一高
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6/5 東京で、時間があったので、寄った。
アーティストファイル2011。

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三人目の”霧”がよかった。
徳仁の使い方とまた違って、ド近景と遠景のイメージ乖離していて、
杉コケの愛らしさを感じた。

集積した美しさ。
それは、分別してゴミ袋に入れられたペットボトルや
窓一面についた結露のような。

帰りしな、ふといつものエスカレーターが輝いて見えた。
鈍く影を落とす、内部のトラス。の写真。


Tara Donovan/Tara Donovan
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5/27 217の五十嵐さんのレクチャーに行ってきた。


コーディネーターの二人が年下ってこともあって、
なかなかリラックスしてざっくばらんな話が聞けた(後半は酒のせいかも)

くりかえし言っていたのは、”よりどころ”ってこと。
モダニストが掲げたユニバーサルスペースは自由なプランではあるが、
出来ている空間は、建築家が個の利用を規定した物になっている。
(ファンズワース邸もサボア邸も)

氏は、使い手に選択性を与える。
それは、倉庫のような素っ気ない空間性を有しているが、
不自由な”よりどころ”をもつ自由な場所。

それは、
連立する躯形の森の柱であったり、
窓のない光の躯形の風除室であったりと。


開口部はの扱いは、外部の風景を手掛かりとするのではなく、
内部に入る、光の分布により、位置を決定するとのこと。
変わる風景ではなく、変わらない現象をよりどころにする。

篠原一男やカーンの思考を彷彿させる
簡素な空間美学を追求する姿勢は、素晴らしい。


あと、コーディネーターの平沼氏は
なかなか絶妙な空気感を引き出しており、心地よい時間が過ごせた。


五十嵐淳/状態の構築/五十嵐 淳
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5/14 クラマタに逢いに。
56脚しかないミスブランチを。

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世代が違うので、リアルタイムの衝撃はわからないが、
当時、圧倒的な強度があったのは想像に難くない。

徳仁やスタルクなども影響受けただろうし、
今見ても、心が躍る。

ミスブランチ。
聖闘士星矢でのマーマに花を捧げる氷河を一場面のように、
閉じ込められた色は、儚く美しい。

個人的には、クラブ・ジャッドやバー・オブローモフなどの
インテリア空間も見たかった。


倉俣史朗とエットレ・ソットサス―21_21 DESIGN SIGHT Exhibition Book/Yasuko Seki
¥2,940
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5/22 京都アートフェアにH氏と。
かなり、見るのに時間がかかったが、
知ってる作家さん(忠田愛さん、日野田崇さん)や
好みの作家(野田万理子さん、竹谷満さん)が見つかって、かなり楽しい一時。

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以前行ったこともある、モリユウギャラリーで、
アリエマキさんのお肉をお買い上げ。
部屋がまた一つ楽しげになった。



5/13 
東京出張のついでに、コンペの参考のためもあって、
新しくなった川崎の駅広に行って来た。

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ガラスガラスしている意匠が思ったよりうるさくないし、
わりと、違和感ない佇まいだった。
交通広場は、まだまだ建築サイドからトータルデザインができない現状のおいて、
良い公共空間ができたと思った。

少し気になったのは、写真の下部出入り口上家を吊ってる構造がマッチョだった点と
バスのシェルターに樹を植えて、円形のヴォイドを空けていたところに、
後付でビニールが張られてしまっていた点。
個人的には少しくらい濡れても良いと思うが、交通施設だとやはりなかなか難しい・・・