前回のブログにポストした

ルヴェソンヴェール東京の宅配キット 

~お家でフレンチ~

 

オーナーシェフの伊藤文彰様から3年前に依頼されたツアーについて書きたいと思います。

 

ルヴェソンヴェールを運営する円居(まどい)グループのスタッフ3名が

フランスのストラスブールにて行われるレストランコンクール国際大会

フレール・エーベルラン杯に日本代表として挑むことになったので

その応援ツアーを作ってほしいという依頼でした。

 

 

 

伊藤シェフにおおまかな内容をお聞きした上で

訪問したい都市などについてお尋ねし、応援ツアーを作成してゆきます。

手作り旅行

そう、オーダーメイドツアーです♪

 

このツアーにご参加いただいたのは出場する3選手のご家族の方々

ご家族のご友人

ルヴェソンヴェール東京をはじめとした円居グループのレストランに通うお客様

そして弊社アトリエラベルをご利用いただいているお客様です。

 

「エーベルラン杯国際コンクール応援ツアー」

~伊藤兄弟と行くアルザスの旅~

と名付け、フランス・アルザスへの旅は出発しました。

旅行期間:2018年3月17日~3月23日【7日間】

 

全日空(ANA)にて羽田空港からの出発です。

 

 

空路、直行便にてパリ

夕刻パリに到着。

パリ・シャルル・ド・ゴール空港内にある

空港第2TGV駅から、高速列車TGV(日本の新幹線のような列車)にて

ストラスブールへ向かいました。

 

ストラスブールはパリから東へ約490km

TGVにて約2時間20分の距離です。

ドイツとの国境近くにあり、木骨組みの建物が立ち並ぶ

ドイツの香りするステキな街です。

 

その日は、3月も半ばをすぎたというのに雪!

吹雪の中、ホテルにチェックインです。

ストラスブールの中心に位置する

ホテル・メゾン・ルージュ (HOTEL MAISON ROUGE) に4連泊です。

 

2日目はストラスブールの市内観光と周辺の町の観光

専用バスに乗り込み、美しい静かな城下町エギスアイム

小さな町をゆっくりと散策しました。

 

昨日の雪で町も雪をかぶって雪景色です。

 

教会の鐘の上にコウノトリの巣があります。

コウノトリ見えますか?

 

次に訪れたのは「ブドウ畑の真珠」と呼ばれる美しい村リクヴィル

古くからワイン造りの村として知られています。

メインストリートにはワインショップやマカロンを売る店、

「幸福を運ぶ鳥」コウノトリのぬいぐるみなどを売る

かわいいお店が並んでいます。

 

リクヴィルの村はブドウ畑に囲まれています。

 

リクヴィルにもコウノトリの巣発見。

二羽いますね。つがいのコウノトリでしょう。

 

 

このリクヴィルにて昼食を取りました。

アルザスらしいかわいい内装のレストランでした。

 

 

次に向かったのが伊藤シェフからリクエストされた

陶器の村スフレンアイム

ここは伊藤シェフがアルザスで修行していた際、

時々この村で器を購入していたそうです。

皆さまにもこの村をご紹介したいという事で

日程に組み込みました。

アルザスの北部に位置しています。

こちらではアルザス陶器工房兼ショップにて

それぞれにお買い物を楽しみました。

 

 

 

(写真提供:伊藤文彰シェフ)

 

お買い物を楽しんだ後は

ストラスブールへ戻り、ストラスブールの観光です。

 

ストラスブールの象徴ノートルダム大聖堂

 

 

 

木組みの家々が保存された中世の街並みが美しいプティット・フランスなどを見学しました。

 

 

プティット・フランスから市内中心に戻る道の両脇には

お菓子屋さんや、チーズのお店、土産物屋さんが並んでいます。

そのお店に立ち寄りながらぶらぶらとホテルへ戻りました。

 

その日の夜は、伊藤シェフお勧めのレストランへ

大聖堂のすぐそばにある老舗の名店

メゾン・カメルツェル Maison Kammerzell

伊藤シェフがアルザス料理をチョイス。

アルザスの名物料理といえば

シュークルート♪

本場の老舗の名店のシュークルートはおいしかったなぁ。

 

 

 

3日目はいよいよコンクールの日です。

皆さんでコンクールが行われる会場へ向かいました。

 

アルザスで永年、ミシュラン三つ星を維持し続けたオーベルジュ・ド・リルの

エーベルラン兄弟の名を冠したフレール・エーベルラン杯コンクール

フランスのストラスブールで開かれる、サロン・エガスト・プロフェッシャナル(国際食品展示会)内で開催される総合レストランコンクールです。

 

このコンクールはレストランの主要3部門

(シェフ、ソムリエ、メートルドテル)の三位一体の総合力で闘う大会です。

 

小さな日の丸の国旗を振って応援しました。

 

2時間30分の制限時間内に

シェフは現地アシスタントと共に料理を仕上げます。

ちなみに大会に出場したシェフは伊藤シェフの弟さんです。

 

(コンクール風景写真提供:伊藤文彰シェフ)

 

ソムリエはブラインドテイスティングや料理に合わせたワインのプレゼンテーションを行います。

 

 

メーテルドテルは、卓上のフラワーアレンジを含めたテーブルセッティングや、完成した料理のデクバージュ等を行います。

 

 

 

全てが終わり、いよいよ発表です。

 

じゃじゃ~ん

なんと、2位に輝きました!

 

 

おめでとうございます!

素晴らしいです。

 

 

 

その夜は出場選手と共にお祝いの宴でした。

選手のみなさんも参加されたお客様も

みんながとっても笑顔の楽しい宴でした。

 

4日目はアルザスの中心地、コルマール

アルザスワインの造り手を訪ねます。

 

まずはアルザス南部のファッヘンハイムにある

ドメーヌ・リーフレ (Domaine Riefle) への訪問です。

このワインを輸入している

ハスミワイン HASUMI WINE

蓮見孝子さんが通訳を兼ねてのご案内です。

 

伊藤シェフをご紹介いただいたのは

この蓮見孝子さんなんです。

蓮見孝子さんが同行する

「美味しいワインの造り手を訪ねる旅」 と題したツアーを

4回ほど行いました。

 

リーフレさんとブドウ畑を見学

 

 

ドメーヌにてワインの説明と試飲

 

 

リーフレさんのワインが並ぶお部屋で

説明と試飲

 

 

バスのドライバーはワインが飲めないからと

ドライバーさんにリーフレさんのボトルをプレゼントされてました。

粋な計らいに、ドライバーさん大喜び。

素晴らしいお人柄のリーフレ家でした。

 

リーフレさんに別れを告げ、コルマール

 

中世の面影を残す旧市街や、

パステル調の家並みが運河の水面に映える

プティット・ヴェニス(小ヴェニス)など自由散策。

 

 

美術好きな人が見落とせないのは、

ドイツ人画家グリューネヴァルトの傑作

『イーゼンハイム祭壇画』があるウンターリンデン美術館です。

 

さあ。本日の夕食も旅行の楽しみのひとつです。

伊藤文彰シェフの弟さん

伊藤道彰シェフが修行した

ボーレンベルグ (BOLLENBERG) にて

ゆっくりディナーを楽しみます。

 

(写真提供:伊藤文彰シェフ)

 

すばらしいお料理の数々と、お料理に合わせたワイン。

至福のひと時でした。

 

ゆっくりとディナーを楽しんだので

ホテルに着いた時はもう真夜中。

明日はパリへ移動です。

午後の出発ですので、荷物の整理はあわてる事なく

余韻に浸りながらその夜は更けていったのでした~。

 

5日目の午前はストラスブール自由行動

午後、楽しかったストラスブールを後に、パリへ向かいます。

 

再びTGVにてパリ

 

 

パリ東駅に到着です。

 

専用バスでホテルへ向かい、ホテルチェックイン

ホテルはノボテル・トゥール・エッフェル

エッフェル塔の近くにあるホテルです。

 

ホテルチェックイン後は、思い思いのパリを楽しんでいただくスタイルに。

 

6日目は夜の出発まで自由行動です。

エッフェル塔や、凱旋門

ノートルダム大聖堂

ルーヴル美術館やオルセー美術館 など

パリのみどころやお店めぐり、レストラン等、

自分の好きなパリを楽しみました♪

 

 

いよいよ出発が近づいてきました。

午後、専用バスにてパリ・シャルル・ド・ゴール空港へ

 

19:30発 全日空(ANA)にて帰国の途へ

 

7日目 羽田空港に到着です。

 

7日間という短い期間でしたが、

ものすご~く凝縮された楽しい7日間でした。

 

これで終わりです。

ダラダラと書いたブログを最後まで読んでいただき

ありがとうございましたm(__)m

 

ルヴェソンヴェール東京の伊藤シェフありがとうございました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

みなさま~早く海外旅行へ行きたいですね。

ワクチン接種して早く行きたいです。

でも、何時になることやら....

しかし、何だか希望の光が見えてきましたね(^_-)-☆