こんばんは〜。
あぁ、すっかり夜になってしまいました。
成田市在住の整理収納アドバイザーの野口ゆうこ(noco)です。
我が家は39歳の夫と私、9歳、6歳の男子の4人家族です。
普段、家族のモノの整理や管理方法は妻である私に託されています。
整理収納アドバイザーという仕事柄余計にプレッシャーをかけられているのかもしれません。
モノが無いという事態になると途端に責められるのも私です・・・。
悲しいかな、そういうわけで、あまりモノが無い・・・という事態にならないように細心の注意を払っているのです。
自分を守るため!に整理収納を頑張っているといっても言い過ぎではないかもしれません。
それでも、みんな聞いてきます。
「あれどこ?」
子供から「あれどこ?」と言われるのはなぜ?
我が家の場合は、2つの理由が多いようです。
①収納されている場所を知らない(勘違いしている)
②パッと見で見つけられないと、収納場所をみているのに探せない。
物を手で探ることを全くしないで上や横からみて探すだけ…。
私はなるべく収納は美的に美しい収納ケースにしまいたい派なのですが、分かりやすいように、必ず中身が分かるようにテプラなどを貼りラベリングをしています。
例えばこんな風にテプラ↓。
家族のみんなは、ラベリングがされているのは知っています。
見るのが面倒なのか、読んでいないのか…ケースの場所で覚えているのか・・・?無いよ~無いよ~と言うことがあります。
私は見えない収納をした場合には、ここに書いてしまってあるからね!と家族に伝えるようにしています。
やっぱり日々のコミュニケーションが大事です。
最近では、少しずつ、あれどこ?の質問は減ってきましたが・・・まだゼロではありません。
ラベリング…ぱっと見…では分かりにくいのかも↓⁈写真やイラストを導入すると分かりやすいのかな。
まだ私は美的収納を諦めたくないのですが、夫や子供たちには、美しい収納ケースにラベリングで中身が分かる収納よりも、透明もしくは半透明のケースで中身が透けて見える方が分かりやすいのかもしれません。
※こちらの写真でも分かるように、半透明ケースは中身がすけて見えます。
どうしても「あれどこ?」を改善できなければ、ケースを全体的に透明か半透明にし、見える収納に変えていくなどの変更も必要かもしれません。
さらに、もっと世代が上がった両親(60代〜)の場合には、美的収納よりも、わかりやすい収納方法が必要だなと痛感しています。
しまってしまったら最後・・・、もう見つけられない死蔵品になってしまう⁈
中身の見えないケースにしまうのも危険。
一度しまったら二度と見ません。
ショッキングでしたが、目に見えないものは無いに等しい・・・らしいのです。
ですから、実家では、きっちりしまいこんだ為に、使われない状態で置いてあったものをいくつも発掘しました。
悲しいかな、結局は…ゴミになってしまいます。
やはり、見えないことが原因のようでした。
母は、私いっつも探し物をしてるんだよね~と言っていました💦。
ですから、大切なモノが分からなくなりがちなバタバタの父の葬儀の際は、関係書類はここに入れよう!とカゴを用意してザックリと入れてもらうようにしました。
とにかくそのカゴを一番便利な場所に置きました。
その人のライフスタイルや性格に合わせて、片付けや収納を行えば、きれいな状態をキープしやすいです❣️
まずは、片付けへのつまづきに気づくこと!
誰かが本気になること!
それが片付けの出発地点になります。
実際に、片付けが苦手な家族に教えたくて私の整理収納の講座を受けに来てくださった方もいらっしゃいました。
片付け方にはノウハウがあります。
誰にでも身に着けることのできるちょっとした技術なんです。
超簡単な片付けの考え方は、
①使っていないモノや必要無いモノを整理し(手放したり分ける)、生活習慣を見直す。
②使いやすくしまう収納にする。
です。
家族のことをよく知っているのは家族だけです。
整理収納アドバイザーのアプローチには限界もあります。
実際には、お客様との会話や部屋の散らかり状態、お悩みから推測し、お客様の暮らしを想像しながらアドバイスしていきます。
でも、本当のずぼら具合とか、物忘れ度合いとか、大切にしているモノの大切度とか、毎日の暮らし方、癖などを100%理解するのは難しいともいえます。
我が家の片付け担当を決め、家族で作戦を練って頂けたら生活は格段に良くなる改善方法をみつけることができます。
上手く収納方法が合致すれば、
あれどこ~?って聞かれなくなります。
ストレスから解放されますのでいいことづくめです。
□面倒くさがりならば、片付けたくなる収納にする!
□几帳面な性格ならば、細かく収納する!
□整理すらしたくないからモノを極限まで減らしてみる!
□掃除が嫌いだから掃除のしやすい収納に変えてみる!
□モノを捨てられないから買わないようにする!
などなど、それぞれのご家族の最善の解決策があるはず。
※一緒に使うものをひとまとめにするのもラク収納テクです↓
工夫の仕方も色々でしょう。
☑️例えばいつも場所が分からなくなってしまう家の鍵の置き場所を決める、
☑️薬を飲み忘れてしまわないように、一番便利な場所に置いておく、
☑️日焼け止めを塗り忘れてしまうので、玄関先に置いておく、
☑️明日出す手紙を玄関の鍵置き場に一緒においておく・・・
性格や生活パターンから想像して、ちょっとした工夫で収納してみるんです。
最初は整理収納アドバイザーに解決策を見つけてもらっても良いと思います。
整理収納については本で学んでも良いと思いますし、講座を受けたり、整理収納アドバイザーに相談するのも良いかと思います。
その一人に私を選んでいただけたら嬉しいです。