涼しかったりめちゃ暑かったりと
気温のアップダウンが激しめの1週間でした
今日は今年初のセミが鳴いてて
途端に夏本番って感じ


日常の方も
親戚が亡くなったり
息子の試験期間だったりと
ちょっといつもと違う慌ただしさで


そんな中
出来上がりましたよ、この御方✨

『The Sun Will Rise Again/喜びの鐘』



長らくこの状態だったのが


先週の金曜からスイッチ入って
あっという間に組み上がっていった感じ

最後までわからなかったけど
結局リボンも使うことに




他の子たちも
0が1になるまでこうかな?こうかな?って悩みはしたけど

タイトルの言葉から見えた情景を生むという手順はいつも通り
いつも以上に悩んでいたのは主にオーダーいただいた金額に見合うかどうかと言う点で


その点この子は
最初に出てきた情報量が多すぎて
何もかもがある!ありすぎる!
着地点をどこにもってきたらいいのか
ほんとうにわからない上に
まぁ思い入れが強すぎて魂が抜ける


開始までのアレコレ↓


他作品では
情景の一部として龍の存在を描いているけど

『まどろみ』
『Dragontail/ムゲンの赤い月』
『ひかりのうみ』(作成中)
『祈り』(作成中)



これは龍にしかフォーカスが当たらない
正真正銘、龍が主役


だからこそ最後まで背景で悩んだ
無事に形になってほっとしていますにっこり


今回新たにスパンコールを導入したので
過去イチ軽い作品に仕上がりました✨



さて、作品の細かい解説が好きじゃない方は
ここで回れ右してくださいね








上にリンク貼ってる過去ブログにもある通り
この子はジオンと言います

6の性質を持つ子
慈しみの音と慈愛、調和、守護の子

人の子に請われ
地上に生まれた人間の繁栄ために
人間を地上から追いやろうとする神々に牙をむいた龍



そうして
神と人間の戦乱の時代が終わり
地上が完全なる人の世となったときに
役目を終えたのだと
人の子の剣の封印を受け入れ
静かにそびえる山となりました


封印は、身動きの取れない
心身の自由を奪われた状態であるにも関わらず
ジオンの身体には
男の剣を通じて
彼の想いや外の様子が流れ込んで来て
全てをゆるし、受け入れたジオンに
静かに降り積もります


永い永い時の中
石のように山のように眠り


やがて封印が解かれ

そこにあるのは様変わりした世界

愛したものたちが居ない世界へのかなしみと
限りない自由と希望

自分を覆っていたものがメリメリと裂け
降り積もっていた想いや土地の記憶は
古い鱗が剥がれるように風に舞い上がり
遮るものの何もない空へ


慈しみの音と慈愛、調和、護りの龍は

再生、突破、自由を駈ける底知れぬ力を手に入れ
再び空へ翔び立ちます







……というのをね、詰め込んだのだけども

感じていただけますでしょうか?


今のわたしの精一杯よー爆笑
頑張った!!