昨日は久しぶりのデートで


ちょうど新月前だし

たぶんここでスイッチが切り替わるんだろうな

って

ずいぶん前からなんとなく予感があった





これまでの2週間でやってきた
「ひかりのうみ」は一旦おしまい

また次のに移るんだろうって



残る2つは

「暁に舞う」と「夢幻」



「夢幻」は26日の射手座満月(月食)あたりに届く予定の

あかねさんのメモリーオイル「隠」がスイッチになるんだろうと感じているので

これポチったの!



消去法で「暁に舞う」




おうちに帰ってきて

余韻の残るなか

まっさらのキャンバスを前にしたら

たくさんの言葉とそれにともなう感覚がやってきた








朝焼けは

燃えさかる情熱の紅と

深い哀しみの青が混ざりあう色



瓦礫のなかから立ち上がるような

破壊の後に再生していくような活力


鋭さと雄大さ


ひとつの映画のエンドロール

そして新たな始まり


ハッピーエンドであろうとなかろうと

そこからまた人々の暮らしは続く

そこにはひとすじの希望の光がさす

たとえすぐには見えなくとも



封印が解けたあとのジオンの飛翔

男と剣が朽ちたあと

様変わりし、知っている者など誰もいない世界で

それでも身体中に満ちる希望の風


生きるとは

生き物とは

本来どうしようもないほどひとりであり個であり


その悲しいほどのひとりを受け入れるほど

眼前に広がる空は果てしなく


どんなに絆の深い者たちと離れ、別れ

別々に生きたとしても

胸の内からは希望が溢れ


希望のままに空翔るほどに

世界と一体となってゆく






ジオンについてはこちらを

https://ameblo.jp/atelier-noche/entry-12641993403.html






「暁に舞う」というから

きらきらふわふわと金箔が舞うような

優雅で優しいイメージしかなかった


オーダーいただいたイメージにいちばん近いのはこれだろうと


でも違った



優雅で優しい

けれどただきらきらと美しいだけじゃなく

ものすごく重厚で

命の熱と輝きを孕んでいる



咆哮と慟哭

それでも生きることをやめない命


むわっとするような泥臭さと

どんなに踏まれても立ち上がる雑草魂のような

どんなに絶望の底に叩き落とされても

希望の炎が胸に燃え続けているような


そんな

再生の願いのうただった




これはタイトルを変えなければと

もっとしっくりくる言葉はなんだろうと

ごはん食べながらぼんやり思ってたら


「陽はまた昇る」って浮かんだ


何かの本のタイトルだっけ?って調べてみたら

まーこんなたくさんあるのね



まだまだあるよ



そしてスクロールしていくうちに気になるのを見つけた




フィリップ・スパーク作曲

東日本大震災からわずか数日のうちにつくられ

この曲に関する著作料はすべて寄付に回るように手配されている吹奏楽曲 

日本への応援歌であり鎮魂歌


The Sun Will Rise Again


震災から10年も経つのに

こんな曲があったなんて知らなかった



他にもいろんなオーケストラの動画があるから
いろいろ聞いてみてほしい


これだ…!!って思った


泣きながら、これをやらせてくださいって祈っているわたしがいた





いったい

いくつの時空といくつの物語が交錯するのだろう


ジオンは神々の戦場を駈けた龍で

破壊と共にあり

そして命の歓喜と共にある


ジオンの物語ならと意識を合わせてみても

見えるのはジオンとジオンの背に乗る男の目に映る景色ばかり

龍がフレームインしねぇ…!




もしかしたら2週間まるまるかかっても

構想だけで終わるかもしれないし

なんにも進まないかもしれない

路線変更しないといけないかもしれない



ブログに書いたらあとあとハードル爆上がりや…!

って思うけど

書かずにいられなかった



あぁ

とんでもない種を受け取ってしまった

とんでもなく、かけがえのない種を



そんなわけで

もし全然SNSに浮上してこなかったとしても

あーでもないこーでもないしてるだけなので

優しく見守ってくださいませ照れ