集中するということ | 造形教室アトリエにじのわ

造形教室アトリエにじのわ

子どもたちがもともと持っている「好奇心」や「感受性」を大切に、様々な素材や技法や作品に触れて「想像・創造」する楽しみを体験することで「心」と「考える力」を育てます。
答えが一つではないアートに出来ることがあります。

アトリエの最終日に子どもたちに渡した工作キットで夏休みの宿題を作ったので…と、アトリエに通ってくれていた子のママから写真を送っていただきました🎵



普段の課題では売り物のキットは滅多に使用しません(振り替えったら、高学年アートクラス以外したことなかったです)が、

様々なキラキラがキットには入っていて、

私もこれで何か作りたいわ~✨とときめく内容だったので皆さんにお配りしたのですが、

とっても素敵な作品に仕上げてくれて感激です💘






アトリエをオープンさせて直ぐ、年中さんの頃からずっと通ってくれていて、最近特に色使いがとても素敵だなーと感じていましたが、のびのびと楽しんで作っていることが伝わってきます。



下書き(構想)から、作品を仕上げるまで3時間程、集中して作ったそうです‼️

集中して制作している姿が目に浮かびます。





もう一枚の作品は、そんなおねえちゃんの姿を見て下のお子さんが作った作品だそうです。

キラキラがちりばめられていて、キレイがぎゅっと閉じ込められています。


おねえちゃんがいっぱいスパンコールを分けてくれたのかなぁ?ママが買い足してくれたのかなぁ?どちらにしても、ほんのり心が暖まります✨



こんなに沢山のスパンコールを小さな手でつけるの大変だっただろうなーと想像ができます。



好きなことに集中する時間は大人になるにつれて作るのが難しくなってきますが、子どもの時にぐっと集中して納得するまで何かをする体験をしていると、これから先の人生の中で何かを成し遂げるプロセスで体や脳に残っている感覚が蘇り、先の達成感を想像することが出来るので、根気強く向き合うことが出来るようになります。



アートに限ったことではないのですが、造形は年齢関係なく達成感が得やすいのです。

特に先入観の少ない幼児期の造形体験は自立の第一歩。

自分で考えて作った達成感は自己肯定を促します。



とはいえ、家で「思いきりやったれー!」というのはなかなか難しいですよね。

保育園や幼稚園やアトリエやワークショップなど機会があればどんどん参加してみて欲しいと思います。