なってやる、最強に!

 

新時代の扉をこじ開けたぁっ!!

こんばんは、あとりえです。

 

最近、寝つきが悪いというか、眠りが浅い
って悩みがありまして。
ちょうど1年前に引っ越した直後もあり、
私としたことが休日に朝6~7時に起きる。
なんて生活だったこともありました。
新環境に対する緊張から眠りが浅いとか
当初は思っていましたが、どうやらこれ、
季節的な要因がありそうですね。
 

1.今回の話題は─

それと多忙だった反動で食生活が乱れ、
胃腸があまり休めていない気もしています。
朝出かける前に少し食べて、出先で吉野家。
昼には映画でポップコーンと食ってばっかり。
そんな先日の休暇に見てきたのが、
ウマ娘プリティーダービー
        新時代の扉
Ⓒ2024 劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」製作委員会
となっております。
原作ゲームのリリース当初に当ブログで
扱って以来、久しぶりに話題にするウマ娘。
なんだかんだずっとプレイは続けており、
先日は重要な局面で失敗を引いて風呂場で
台パンするなど楽しんでいます。
で、ウマ娘は原作ゲームはもちろんのこと、
コミカライズやアニメ化等の展開が多様で、
その中で今回は初の劇場版アニメ化
世代世界観的には4話構成で配信された
ROAD TO THE TOPから地続きの作品。
しかしながら私、RTTTを未視聴だったため、
先週月曜から木曜まで1話ずつ鑑賞し、
金曜日に本作を鑑賞という流れで満喫。
同じアニメという媒体でありながら、
制作がCygames Picturesだったり、
もちろんスタッフが違ったりして
TVアニメシリーズとは異なる雰囲気の
本作について今回はお話していきます。
また、RTTTも少し触れていきます。
 

2.最強への道のり一

RTTTでは、
・ナリタトップロード
・アドマイヤベガ
・テイエムオペラオー
新時代の扉では、
・ジャングルポケット
・アグネスタキオン
・マンハッタンカフェ
・ダンツフレーム
が主軸となりクラシック戦線である
皐月賞、日本ダービー、菊花賞
巡ったライバル同士の熱い戦い
描かれた形となっています。
私自身、ゲームの方で育成したことが
あるのがオペラオーとタキオンだけで、
ほとんどどんな背景を持ってレースに
挑んでいるのか初見でした。
トップロードのトレーナーと二人三脚で
歩む勝利への道という王道の展開
もちろん、アヤベの勝利への執念と
見守るカレンチャンの構図がたまらなく、
「運命は私が持っていくから」
トドメを刺されたのがRTTTでした。
「運命」という言葉選びとウマ娘という
作品の背景にある「未来のレース結果は
誰にも分からない」の絶妙な掛け合わせで
生まれたシーンだと思うんですよね。
そして、新時代の扉ではフジキセキに憧れ
トゥインクルシリーズへ殴り込んできた
ジャングルポケットが主人公に。
RTTTが王道のクラシック戦線を描いた
作品だったのに対し、新時代の扉では1つ、
立ち塞がる影へ挑む者たちといった
テーマがあったと感じています。
もし、タキオンが走れていたら
自分は最強に成り得ていたのか。
目の前を走るあの子に追いつきたい。
もし、走り続けられていたら
もっと輝けたのだろうか。
中でもポッケとタキオンの関係は特異で、
ライバル視というより、相手より強いことを
証明できない相手であるタキオンの存在に
ポッケがどう挑むのかはこれまでの作品と
毛色が違ったように思いました。
もちろん、ポッケが辿り着いた答えの
力強さに震えましたが、その力強さに
答えを見出したタキオンにやられました。
お前、そんな顔できるんだな、って。
加えて、ダンツフレームの存在もまた
作品として絶妙な彩りになっていて、
なんだろう、うまく言えないんだけど、
とにかくかわいい。欲を言えばもう少し
トレーニングシーンとか見たかったなあ、
ってくらいにレースの執念すごかった。
また、RTTT以降に覇王として頭角を現した
オペラオーですが、両作品において
この解釈のオペラオーが私、かなり好き。
自信家で自らこそが主人公と喧伝し、
それを裏打ちする実力、特に新時代の扉では
偉業とすら言える実績を打ち立ていますし、
トプロが周囲を「ちゃん」で呼ぶのに対し、
以外にも「さん」で呼ぶオペラオー。
そしてライバルを温かく見守る優しさ。
なんだろう、この気品というか、
絶世のイケメンムーブが大好物なんです。
単話とかでメイショウドトウとのやり取り
とか映像化しませんかね?
 

3.サイゲのアニメ表現─

最近3期が放送されていたシリーズが
P.A.WORKSスタジオKAIだったのに対し、
本作はRTTTともにCygames Pictures
制作しています。 名前の通りCygamesが
擁するアニメ制作会社となっており、
マナリアフレンズやプリコネなど、
まさしくCygames作品のアニメ化が主。
デレステの緑でU149もサイゲでしたね。
頭角を現したのがプリコネのアニメ化
奇才(と私が読んでいる) 金崎貴臣氏が監督を
務め、えげつないクオリティでした。
この緑なのかRTTTでは金崎さんは
音響監督を務めていたりします。
私がスタッフロールを見ていた限り、
新時代の扉には関わっていないようですが、
どことなく金崎節と言えるような表現が
見て取れるシーンが多かったと思います。
この金崎節というのも私が勝手に呼んでいる
だけなので簡単に話しておくと、
作画の崩し方「輝き」 の表現の特徴を
私は金崎節と読んでいます。
作画崩しは分かりやすいのだとこのすばの
3期EDが分かりやすく、アクアやめぐみんが
ジャイアントトードのおたまじゃくしに
ペシペシやられているところ。
あのぐにゃぐにゃ感は癖になるというか、
ザ・金崎節だと思っている作画。
ただギャグっぽいところだけでなく、
2期でアクアが放ったグーパンの一連の
アクションシーンも金崎節だと思っていて
どちらかと言えば後者の迫力はぜひ
注目してほしいポイントです。
新時代の扉だと皐月賞とジャパンカップの
ラストですかね。
「輝き」の表現はこのすばで言うなら
めぐみんの爆裂魔法、プリコネならば
ペコリーヌのプリンセスストライク
顕著だと思います。
ド迫力のエフェクトですごくキラキラ
しているのが印象的だと思いますが、
新時代の扉だと特にタキオンの走りで
これに似た表現がされていたと思います。
あくまでそれっぽく見えるだけでは
ありますが、これだけの表現ができる
サイゲってやっぱ怖いなって。
感動とか超えてもはや恐怖まである。
マナリアフレンズの時点でクオリティが
高いと思っていましたが、 プリコネを
経て化け物級の作品を作るようになった
気がしています。
この吸収力というか成長速度は
まさしくサイゲらしいと思っています。
 

4.総括─

この他、細かいところだとこれまでの
ウマ娘アニメで登場していなかった
キャラクターの登場は嬉しかったところ。
ゲームでは同期としてリリース当初に
研鑽を重ねた桐生院葵をはじめとして
各シナリオでメインのキャラ達を
かなりチラ見せしてくれました。
ゲーム側の話になっちゃいますが、
今のところ各シナリオのライバルが
一合一会なので今後の追加シナリオでの
登場を期待したいところですね。
(折角完凸したサポカも使いたいし)
話は戻して、
TVアニメで3期まで展開した作品とは
また異なる軸で描かれた新時代の扉。
RTTTが4話、新時代の扉が2時間程の
劇場版で、どちらもクラシックの1年を
描いた作品でした。
それ故に見やすい作品であると同時に
ウマ娘らしさが詰まったストーリー
なっていたかと思います。
私としてはオペラオーとタキオンの解釈が
すごく好きな作品ですね。
カフェはもう少し菊花賞での掘り下げ、
ポッケとトプロの同部屋エピソード、
ドトウがオペラオーのライバルとして
実力を現してきたエピソードなんかが
欲しかったなあと思ったところですが。
ひとまず今見えている展開はゲームですね。
もちろん原作の新育成シナリオがありますが、
ハチャメチャ大感謝祭が楽しみでなりません。
私が常にチーム競技で先頭にしている
黄金世代5人のチームコスモスで出走したい。
勢いの止まらないコンテンツですね、ホント。
 
それでは、また。