激突のその先へ─

 

こんばんは、あとりえです。

 

徹夜明けに思い付きで行動してはいけない。

そう最近学びました。
どうしても買い物と映画に行きたくて、
仕方なくほぼ徹夜状態で出かけたのですが、
特に目的外の買い物はやめた方がいいですね。
判断力が鈍っているので後悔する可能性が…。
今回は後処理でどうにかなりましたが、
無駄な手間を生むのはもう勘弁です…。
 

1.今回の話題は─

月2に更新ペースを落として油断していたら、
いつのまにか5月も下旬に入っています。
今日の更新を逃すとノルマが達成できなくなる、
と昨日の夜に気が付きました。
今、大慌てで筆を執っています。
とはいえ、ネタがないわけではなく、
逆に最近は数か月後までネタに困らなさそうで、
書きたいこと忘れないか心配なほど。
とはいえ、書く時間自体が取れないので
しばらくは月2更新でやっていきます。
で、今回は公開からだいぶ時間が経ってしまい、
仕方なく昼過ぎの放映時間で見てきたら、
夕方の帰宅ラッシュとかち合って地獄を見た
ゴジラ×コング 新たなる帝国
(C)2024 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
についてお話ししていきます。
電車の中で何回か膝の力が抜けて危なかった…。
今回お話しするゴジコンは私のブログでも
シリーズを追いかけてお話ししている
モンスターバースシリーズの最新作
前回では2大怪獣が世界中で大暴れしつつ、
ゴジラの動向に人間たちが右往左往する
ストーリーという感じでしたが、
今作、鑑賞者から「見る二郎」だとか
「怪獣ヤンキー映画」と比喩されていたので、
楽しみにしていたのですが、
うん、まさしくその通りでした。
本当に言葉の通り。
そんな本作、いかに見る二郎でヤンキー映画
だったのかを語っていきたいと思います。
 

2.番長コング─

まず本作がいかにヤンキー映画だったか
をお話ししていこうと思います。
前作ではコングの故郷を探すという目的も
描かれ、その結果地球の裏側である
地下空洞の世界の発見に至りました。
コングのルーツとなる世界で本作開始時点では
地下空洞で生活するコングから描かれました。
一方でゴジラは世界中に出現する怪獣から
人類を守るといった認識が広まっており、
ある種ヒーローみたいな扱いも。
まあ、別に人類守ってるわけじゃなくて、
自然界の自浄作用の役割を担ってるだけ
なんですけれども…。
で、前作の死闘の末、ゴジラは地上を
コングは地下を張りとし、互いに干渉せず
平和な世界が保たれていたわけです。
要は番長ゴジラと裏番コングシマを分けて
不干渉としていました。
コングの方が番長っぽさあるんですが。
で、そんなコングのシマで何やら不穏な気配。
発見されたばかりの地下空洞の未開拓領域で
敵の気配が感じられるわけです。
ここでもコング、やたらと男気を見せつける。
貫禄が違いすぎるんだよ。
その後なんやかんやあってゴジラと再会。
共闘を申し出るもゴジラは
「なんやワレ、ワシんシマぞ?」と
言わんばかりに襲ってくるもんですから、
簡単に共闘とは行かないわけで。
その過程もまたヤンキー映画そのもので、
マウントの取り合いでパチボコに殴り合い。
結局ヒロインに諌められるのがまた
可愛げを感じてしまうポイントだったり。
特にコングくんに関しては、
・敵だったちっこいのを舎弟にしてる
・単身で敵地に殴り込み
・弱きを助け強きを挫く振る舞い
古き良き喧嘩番長ムーブなのがまさに
本作がヤンキー映画と比喩される由縁かと。
敵意むき出しのゴジラに
「ちょっと待て落ち着け!」ってなってる
表情とかなんとも主人公感あるというか
そういう愛嬌がコングの大きな魅力です。
 

3.怪獣マシマシ─

私、本家二郎は食べたことがないのですが
毎週通っていたラーメン屋が季節限定で
二郎リスペクトのラーメンを出していました。
あのごつい量を無心で喰らう喜びと
食べ終わった後の満足感と達成感。
本家より抑えた量ではありましたが、
あの食べ応えと満足感はクセになります。
それに似たような見終わった後の見応えと
満足感こそが本作が「見る二郎」
比喩された由縁だと思います。
特にラストの怪獣乱闘騒ぎが印象的で、
地下空洞という場所を活かしたギミックの
中での戦闘や、地上の人間そっちのけで
行われる都市部での殴り合いと、
怪獣映画としてたまらない暴れっぷり。
というかゴジラとコングが並んで
走ってるだけでパンチがすごいのよ。
メインはもちろんこういった怪獣たちの
豪快な暴れっぷりにあるのですが、
序盤のコングの生活や虫歯治療
人間たちが行う地下空洞調査なんかは
言わば麺の上に載っている野菜たちで、
香ってくるスープに興奮しながらを
掘り起こそうとしているパートが
あってこそのラストスパートかと。
終始コングとゴジラに暴れられても、
胃もたれするというか、食傷気味に
なってしまいますからね。
このバランスこそが絶妙な満足感を
作り上げているんじゃないかと思います。
しかし、ゴジラはネコなんか…?
 

4.総括─

公開から時間が経ってしまった中での
鑑賞でしたが、前作とは違ってネタバレ
されずに見ることができました。
本作、ゴジラとコングが合流しての
2作目でしたが、なんとも2作目らしい
ストーリーだったな、と思っています。
2大怪獣を軸にしているのはもちろん、
人間側の主軸も前作から同様にジアと
アイリーンだったのもあるかと。
前作で発見された地下空洞の世界の
掘り下げであり、コングの地位確立
ザ・ゴジコン2だったなと感じています。
今作でも怪獣王として威厳を見せつけた
ゴジラはもちろんのこと、
新たな力を手に入れたコングの次の
活躍に期待が大いに膨らみます。
 
余談ではありますが、
まさかのウマ娘とのコラボ
私としては注目ポイントです。
どういった縁あってのコラボなのか
全く分からないのですが、
今後何かしら展開されていくのか…?
予想すらできないコラボですが、
続報が楽しみです。RTTT見なきゃ…。
 
ゴジラと言えばネトフリで配信した
TVアニメ版ゴジラも続編を待ってます。
個人的には過去イチとんでもない能力を
有したゴジラなだけに次が欲しい…。
やっぱね、ゴジラとか見るとね、
体が求めるんだよ、怪獣を…。
 
それでは、また。