ようこそポケモンリゾートへ

 

クワァー!

こんばんは、あとりえです。

 

仕事始めで約2週間ぶりくらいに

働いたのですが、きつい。

もうちょっと楽させてほしい。

 

1.今回の話題は─

と、そんな現実から逃げるかのように

最近はゲームのことばかり考えており、

新作発売までに適当に遊んで放置してた

MHWIでミラボレアスまで遊んでやろう

と計画を練っているところです。

それでもなお足掻ききれない現実には

副交感神経を優位にしていこう、

ということで今回は

ポケモンコンシェルジュ

についてお話していきたいと思います。

去年の2月にポケモンSVのDLCである

ゼロの秘宝の発表のあった

ポケモンプレゼンツにて予告された

Netflix配信のストップモーションアニメで、

10ヶ月くらい経って公開されました。

ティザー映像だとハル役ののんさんの

ナレーションとコダックが出てくる

だけで内容が全く分かりませんでしたが、

「なんか良さそう」と私のセンサーが

いい感じに反応しました。

実際にすごく良かった(語彙力)ので、

本作についてお話していきます。

 

2.ストップモーション─

本作の内容に行く前に珍しい本作の

アニメーションについてお話を。

ストップモーションという技法で、

私と同年代の方だとニャッキ!とか

ジャム・ザ・ハウスネイルとかが

観たことあるかもしれません。

どんなものか説明すると、

静止している物体を1コマ毎に

少しずつ動かしカメラで撮影し、

あたかもそれ自身が連続して

動いているかのように見せる

撮影技術、技法。(Wikipediaより)

とのことです。

20数年前の作品の印象しかなく、

最近こういった作品を見る機会が

なかったため、ずっと私の中での

ストップモーションの技術って

その20年以上前の記憶のまま

止まっていたんですよね。

そのせいもあってか本作の映像には

かなり驚かされました。

こんなに自然に動くんですね。

人もポケモンもとにかく自然で、

ハルのせわしない動きだとか

各キャラの表情はもちろんのこと、

ポケモンたちの息づく1つ1つの

動きには驚かされました。

Newポケモンスナップをやった時と

同じような感動と言いましょうか、

「私の見たかったポケモンの世界」

がここに表現されていました。

また、動きだけではなくポケモンの

質感にも注目したいところ。

基本的にゲームにおけるポケモンって

つるっとした印象が多いかと思います。

特に本作における相棒ポケモンの

コダックなんかはゲームだと

つるっとしているかと思います。

しかし、本作では現実における

カモノハシのような感じで、

体はふさふさしており、くちばしは

ゲームの同じ質感となっています。

意外なのはカイリューもふさふさ。

ほかにもピカチュウはもちろん、

カビゴンなどもふさふさしており、

アニメ作品でもなく、かといって

実写でもないからこそ表現できる

ポケモンじゃないかと思います。

正直、本作についてなぜ制作が

ストップモーションなのだろう

思っていたのですが、だからこそ

できた表現がすごく生きている

作品になっていると思います。

 

3.ポケモンリゾート─

本作の映像については以上として

ストーリーについてのお話を

していきたいと思います。

日常に疲れたハルは転職して

ポケモンリゾートのコンシェルジュ

として働くことになる。

すべてにおいてポケモンファーストの

ポケモンリゾートで様々なポケモンと

接することで自分らしさを見つける。

って感じのお話です。

現在全4話の配信であり、

1話20分くらいの作品ですので、

全部でちょっと短めの映画くらいの

視聴時間となっております。

私としてはぜひとも続編が欲しい。

4話構成なのもあって、この4話で

起承転結といった形になっており、

1.ポケモンリゾートって?

2.コダック、キミに決めた!

3.私の得意なこと

4.じぶんらしさって?

みたいなテーマ性を感じました。

特に3話と4話のエピソードが好きで、

・泳ぐのが苦手なコイキング

・引っ込み思案なピカチュウ

といった"らしくない"ポケモン

登場するのがミソになっています。

本作を通したメッセージとして、

「らしさは他人からの偏見」

というのを優しく発信している印象。

コイキングだから泳げて当然。

ピカチュウだから元気でいなきゃ。

そんなマジョリティは関係なく、

真摯に1匹のポケモンと向き合う

ハルの姿に癒されるんです。

ポケモンバトルとしてではなく、

1つの生命として向き合うポケモン。

これもまた本作の培ってきた

世界観だからこそ表現できる

作品ではないかと思います。

今かれこれ毎日欠かさず面倒見てる

ポケモンスリープも含めて

バトルとはまた違ったポケモンの

世界はこれからもたくさん

見てみたいと思っています。

 

4.総括─

前回の映画マリオで気付いたんですが、

感想を書くときにいろいろ調べたり、

情報の裏どりして書いていたんですが、

そういうのなしに自分の思ったことを

そのまま書いていく方が筆が進む。

なので今回もあんまり製作背景とか

そういうのは気にしないで、

私の思ったままを書いてみました。

元々そういうもののためのブログ。

そういった面でも本作の存在は

私の肩の力を抜いてくれたと思います。

Newポケモンスナップしかり、

ポケモンスリープしかり

ポケモンの図鑑説明に書いてある

内容がゲームの中、映像の中で

確かに息づいている作品というのは

やはりこう、クるものがありますね。

特に本作においては映像であるため、

「こうしないと出ないポケモン」とか、

そういう攻略めいた感覚を一切抜きに

見ているだけで得られる栄養というのが

ミソかもしれません。

また、エンディングの竹内まりやさんの

「君の居場所(Have a Good Time Here)」

が本編と相まって刺さるので必聴。

続編、待ってます。

 

それでは、また。