バナー制作の依頼を受けたので、この機会に予てから関心を持っていたSDXL1.0 の導入をしました。
私は、VRAM6GBの今使っているノートパソコンでは、VRAMの容量が足りないため、諦めていました。
でも、今回Stability Matrixを知ったので、私もSDXL1.0 を使うことができました。
でも、注意点がありますので、ここに書きたいと思います。
私は、下記の記事を基に作業して、Stability Matrixをインストールと設定ができました。
私は、Stable Diffusion web UI(AUTOMATIC1111版)を使っていますので、早速アップデートしました。
でも、WEB UIのデザインが変わらないので、今までのStable Diffusion WEB UIからのアップデートでは、Stable Diffusion web UI(AUTOMATIC1111版)をVer1.6にできないようです。
そのためStable Diffusion web UI(AUTOMATIC1111版)でSDXL1.0 を使いたい人は、最初からStability Matrixを使った方が良いと思います。
私は、外付けSSDでStable Diffusion web UI(AUTOMATIC1111版)を使っていますので、portable(ポータブル)化のチェックを入れてインストールしました。
既にあるStable Diffusion web UI(AUTOMATIC1111版)に影響が出ないので、安心しました。
こちらの掘り出し物のお陰で、今回試すことができました。
外付けSSDから、使っていないファイルを移動して保管できたからです。
StabilityMatrixのインストール
StabilityMatrixを起動して、portable(ポータブル)化のチェックを入れてインストールしました。
Pythonなど必要なものも外付けドライブにインストールされますので、パソコン本体の容量が少なくて厳しい方や、普段使っている環境を汚したくない方はportable(ポータブル)化のチェックを入れてインストールされることを、お勧めします。
現在3つの環境をインストールしています。
Stable DiffusionのWEB UIで早速試したら、この画像を生成できました。
記念すべき処女作です。
でも、画像編集するときに、元ファイルに上書き保存してしまい、生成したときのパラメーターが不明のため、再現が出来ない状態です。
また、この後色々設定をしたり、VAEを導入したりするなどしたらエラーが出てしまいました。
VRAMの利用を抑えるmedvramにチェックをいれていますが、改善しないです。
lowvramにチェックを入れると、画像を生成することができないです。
そのためVRAM4GBのグラフィックボードでは、無理だと思います。
VRAM6GBの私も、medvramでエラーが出るようになったので、Stable DiffusionのWEB UIでは、ネットで多く書かれているようにVRAMが12GB以上必要と思います。
ちなみに、このStability MatrixのUIの起動画面の歯車のアイコンをクリックしたときに表示される設定項目の中で、
下記の画像のように、No Haltの設定があるのは、凄いと思いました。
このチェックを外すとメモリの使用量が増えますが、エラーの改善ができます。
そして、Extra Launch Angumentsniには、-disable-nan-checkなどの引数を入力することができます。
こちらの記事が、役に立つと思います。
クラウドサービスではなく、ローカル環境でSDXL1.0 を使いたい方のお役に立つことができたら幸いです。
デスクトップパソコンでグラフィックボードを交換したり追加したりできる方は、グラフィックボードの交換などを検討されるのも良いかもしれないです。
ノートパソコンで、探してみました。
RTX4070 laptopは、ネット検索してVRAMが8GBみたいです。
これからの時代は、RTX4070以上のグラフィックボードで検討されると良いと思います。
ノートパソコンでVRAM12GBのモデルを探すのは、大変かもしれないです。
この記事を書いているときに、Stability Matrix自体のアップデートを確認しました。
下記の画像のように、アップデートできました。
赤い矢印のところを、選択してください。
アップデートでも、portable(ポータブル)化のチェックがあります。
私は、外付けSSDで使っていますので、チェックを入れました。
Fooocusで、SDXL1.0を使って画像生成できていますので、とても助かっています。