紳士好きにはたまらないスパイ映画 『キングスマン』
と思ったら、最初から残虐シーンの連続。
しかも人々が殺し合ったり
次から次へと頭が吹っ飛んでいったり。
ただし、その映像はメルヘンチックというか
アーティスティックと言うか…。
冒頭に「うわっ」Σ(゚д゚;) 「オミゴト!」 と
言いたいような強敵の瞬殺シーンもある。
『キックアス』 の監督作品なので
アクションもきっちりと几帳面、
無駄な動きがなくて気持ちがいい。
表向きは紳士服の仕立て屋で
その内部はSFのような最新鋭の設備。
予想外だったのは、コリン・ファース演じる
主人公であるハズのキングスマンの活躍シーンがあまりなくて、
過去の戦いで弟子を失い、その息子をスカウトして
育てようとするストーリー展開だったこと。
それなら今作はエピソード2ってことにして
コリン・ファースが完全主役でビシバシ活躍するエピソード1を
あらためて作って欲しい!
これが映画デビューとなるタロン・エガートンは
すさんだ環境で暮らすお兄ちゃんから⇒見事にスーツの似合う男に成長。
童顔にはとても似合わないようなセリフも
様になっていたからスター性アリかも
期待される続編の製作も決定してるらしい。
それにしてもコリン・ファレル、
最初に 『ブリジット・ジョーンズの日記』 で見た時は
もっさりした感じだったのに…ある意味カメレオン俳優と言える。
『英国王のスピーチ』 が代表作と言えるほど評価されて
そういえば トム・フォードが監督した 『シングルマン』 のゲイの大学教授も
『デビルズ・ノット』 の探偵もコリン・ファースだったのに
… 完全にその役でしか見てなかった。
不評でも見たかった
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
は、シュワルツネッガー以外のキャスティングが失敗。
これまでのサラ・コナーやカイル・リース、
ジョン・コナーのイメージは完全無視。
それでも見るうちに感情移入できるかなと思ったけど
それもなし。
4で本人がどうしてもと ジョン・コナーを演じたクリスチャン・ベールも
ガッカリだったけど、今回のはもっとヒドイ (;´Д`)
ストーリーは、これまでのターミネーターのオマージュ的な部分あり、
予想もしなかった展開ありでけっこうおもしろかった。
ここまで来たら、未来を変えるためにいくらでも
過去にターミネーターを送り込めばいいし、もうなんでもアリ (゚д゚)(。_。)
1作目ですでにその矛盾には気づいていたし。
そうそう、シュワルツネッガー演じるターミネーターの設定は
うまくできてたな~ヽ(;▽;)ノ 2 の時の様にホロリ。
これも続編の予定があったらしいけど、
あまりに不評だったからか中止状態ってことになってる(*_*)
おおっと、今作には韓国の大スターイ・ビョンホンが全くフレコミなく出ていて
2に出てきた最強の液体ターミネーターの役でセリフは一言もなし。
ひたすら 無表情で演じ切ったイ・ビョンホン、はまり役 だった~ヽ〔゚Д゚〕丿
先日亡くなったモーリス・ホワイト氏。
大昔、会社で受けた電話が英語で、何度聞いても名前が聞き取れず
あとでそのお方と判明。
今同様に音楽にウトイわたくし、
“イカ天” に出ていたアース・ウインド&ファイターズは知っていても
アース・ウインド&ファイヤーズというバンドの存在を知らず
次に勤務した会社の先輩が「ボクの学生時代の神様だった」と
聞いて有名人と認識したけど…今だにピンと来ずσ(^_^;)