【再アップ】今夜は葉菖蒲をお風呂に入れて邪気払い

国家資格を持つプロのフローリストが教えるお花の教室高田芽衣子です。

今日は子どもの日。端午の節句です。

端午（たんご）は五節句のひとつです。

菖蒲の節句とも呼ばれています。

日本では葉菖蒲をお風呂に入れて、邪気を払います。

葉ショウブの独特の香りが不浄を払う厄除けの効果があるとされています。

中国では昔から邪気を払う薬草として使われていました。

そこで、邪気を払う薬草でも知られていた菖蒲湯に入ったり、菖蒲酒を飲んだり、束ねた菖蒲を軒先につるして無病息災を願ったそうです。

それから、菖蒲は「尚武」「勝負」に通じることから、江戸時代頃から男児の出生を祝い、暑い夏を丈夫に過ごすことが出来るように願いを込めて菖蒲湯に入ることが習慣になりました。

菖蒲には、アザロンやオイゲノールという精油成分が多く含まれているため、これらの成分により腰痛や神経痛などを緩和する効果があります。

また、菖蒲の香りにはリラックス効果もありますので、ゆっくりと菖蒲湯に浸かることで、疲れた体を癒すのに効果が高いのです。

季節の変わり目、しっかり菖蒲湯につかって、ぬくもりましょうね！

ちなみに、葉ショウブはサトイモ科の宿根草です。

花菖蒲はアヤメ科ですので、葉っぱは似てても、効能が違いますので、くれぐれもお風呂にはいれないでくださいね(^^)

香りや効能がありません。

花菖蒲(写真の紫の花です。蕾ですみません。)は兜の前に飾って、男の子のお祝いをしましょうね❤️

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