今日で9月も終わります。
でも、やっぱりまだ夏服です。
このようなときは、
色を秋に向けるという方法で
季節感を出しています。
色相は同じだけどなぜこっち？
色相というと、赤や黄色、青といった色のこと。
これは、どのような有彩色も
どれかの色相を含んでいます。
ということは、
水色は青、
茶色は赤〜オレンジ、
というように考えます。
でも、それぞれの色には
明度や彩度もありますので、
そこを使って色の読み解きを。
この考え方を実際のカラーセッションにも
活かすことができます。
オーラライト・カラーセラピーの
セッションでのことです。
レッドを選ばれた中で、
お話をうかがっていると、
レッドの強さや積極的な行動力の意味が。
でも、それはすでにある部分。
本当は必要な意味として
少しずつ「本音を言うと…」と始まりました。
必要としていることは、
大切に思える人の存在でした。
独身の女性で、バリバリ仕事をしている方。
恋愛は、もういいやって思っていたけれど
やはりそれは寂しいかなって
思うようになっていると。
これは、要するにピンクの意味が
そのレッドに込められていると言うことです。
そこで、
選ばれた色の横にピンクを置いてみました。
それでもやはりピンクは
あまり好きじゃないし、選びたくないと。
これは、オーラライト・カラーセラピーにある
「ミッシング・カラー」だと考えられます。
本当は必要だけど、
あえて避けている色のことです。
そこで、なぜピンクを選びたくないのか？
その答えは、やさしすぎる、
自分に甘えは禁物って思っているからでした。
常にしっかりしないと、
自分の足で歩かないといけない、
と言う気持ちの強さを表していました。
そこで、ヒーリングカラーに提案したのは
クリア・レッドです。
混色するとピンクです。
クライアントさまもこれならOKと。
そして、やっぱりパキッとしたレッドの方が、
自分らしく感じるとおっしゃっていました。
エネルギッシュな方にとっては、
ピンクの意味が必要でも
やっぱりレッドが大切なのです。
でも、このクリア・レッドなら
ピンクを思い出すきっかけになります。
セッションが終わってからも
「なんだかピンクは恥ずくして使えないけれど
レッドとクリアでもその意味があると思うと
ちょっと嬉しくなります」
とおっしゃっていました。
カラーセッションで、大切なことに気付き、
それを表す色を知ると
自分の意識をその方向へ持っていけます。
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