最高のお天気に恵まれて、
長崎を散策です。
まずはなんといっても世界遺産
大浦天主堂へ。
日本と西洋の出会いは、
織田信長の時代にフランシスコ・ザビエルが
キリスト教を日本に伝えたことから。
しかし、禁教令が出され、
西洋との交流は長崎の出島のみになりました。
その後、幕末に黒船の来航により
開国が実現し、
長崎には外国人商人や討幕派の志士が
集いました。
この時、大浦天主堂は、外国人用の教会として
誕生したのです。
そして、禁教令下で密かに信仰していた
潜伏キリシタンが、
フランス人のプティジャン神父に
信仰を告白したのです。
その後、原爆をはじめ様々な被災を乗り越えて
来ました。
ここでは、キリスト今日の伝来と繁栄について、
「大浦天主堂キリシタン博物館」も開設され、
じっくりとそのストーリーを見ることができました。
私は、これらのことについては、
それほど知識はありませんが、
以前、16世紀の天正遣欧少年使節団についての本を
読み感銘を受けたことを思い出しました。
陽射しが輝く中で、
草花のイキイキとした姿にも惹かれながら、
次の目的地はグラバー園です。
19世紀に開国となって、
日本にやってきた外個人商人の旧邸を
見学できるところです。
スコットランドからやってきたグラバー氏は、
グラバー商会を設立。
庭には季節の花で彩られる旧グラバー邸は
日本最古の木造洋館で、
長崎港を見下ろす景観に。
その他にもイングランド出身のリンガー氏の
旧リンガー邸。
他にも旧オルト邸、旧三菱第2ドッグハウスなど
当時の洋館が立ち並んでいます。
建物内のインテリアやテラスなども興味深く、
私たちもすっかり当時の気分に。
今回は、大分の油布季良美先生と一緒ですが、
ちゃんと仕事もしましたよ。
（RYB Colo OKAOの新企画についての打合せです）
この後、長崎ちゃんぽんをいただき、
少しミーハーなところへ。
それは、オランダ坂にある東山手甲十三番館。
ドラマ「君が心をくれたから」をご覧になっていた方は
わかりますね。
主人公の雨ちゃんのおばあちゃんの家です。
ドラマの中で本当にステキな建築物だと思っていて、
実物が見れて嬉しかったです。
そして、もう終わりなかな、と思っていましたが、
八重桜にも会えました。
坂が多い長崎ですが、
いつの間にかどんどん歩いて、
消費カロリーもすごく、
知的好奇心も満たされて、
心身ともとても有意義な1日となりました。
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