今日は、爽やかなお天気になりました。

空のブルーに透明感を感じます。

陽射しは強いですが、

風は涼やか・・・

 

 

  「色の意味、徹底解説」講座PINK編

 

「色の意味、徹底解説」講座は、

第7回目を迎えました。

 

今回のテーマは「PINK」です。

 

 

先日の水曜日コースと今日の日曜日コース、

どちらもみなさまに楽しんでいただけたようで、

私も楽しかったです。

 

前回までは、一次色、二次色でしたが、

ピンクは、そのどちらにも当てはまらない色です。

 

いつものようにメインキーワードをお伝えしましたが、

多くのカラーので使われるものとは

ちょっと違い角度から。

 

私は、RYBカラーリーディングの講座でも

このキーワードを使ってお話しします。

それは、「肌」の色。

 

いわゆる「肌色」の表面的な肌の色という意味より

一歩深めます。

手のひらや足の裏、口の中など

人間全てが共通で持つ色と考えます。

 

そこからの読み解きが

広がりを生み出します。

 

 

 

  「ピンク」色として世に出たのは?

 

「ピンク」色は、「桃色」として

日本の伝統色にもありますが、

ピンク色は、明治以降から

使われるようになりました。

 

西洋においても、

色名として使われるようになったのは

ロココ様式が発展した18世紀以降。

 

それを表すのが、フランスのポンパドール侯爵夫人から

「ポンパドール・ピンク」があげられます。

 

(ポンパドール侯爵夫人の肖像画)

 

この絵のように、

ピンクやパステルカラーが流行したのは、

その頃の男性のファッションが、

白いカツラに白塗りの顔、

そして、洋服も白。

だから、その白との配色、バランスからと。

 

インテリアにもロココ様式が使われ、

白や花柄や曲線装飾で、

猫足の家具なども特徴です。

 

この時代を表す風俗画として有名なのが、

フラゴナールの「ぶらんこ」です。

 

 

この絵の解説は、

当時の様子を現していて

なかなかおもしろいのです。

「愛」のあり方なども考えさせられる、

一枚です。

 

 

  レッド+ホワイトで読み解く

 

ピンクの意味というと、

「かわいい」「愛」「母性」「女の子」などが

よく使われますが、それだけではない、

といことを

ピンク=レッド+ホワイトである考え方を

取り入れました。

 

レッドが入っているピンクには、

その「強さ」や「生命力」も入ってきます。

そして、ホワイトをプラスするということは、

「強さだけじゃない」が

大事な意味になるのです。

 

そして、キーワードに採用した「肌」を考えると

そこには、血液が関係します。

これもレッドの意味ですね。

 

健康的である、生き生きとした肌は

ピンクで表しますが、

そこには血色(レッド)があるからなのです。

 

ということを考えながら、

ピンクという色名を使う前の絵画を見ていると

肌の表現には、やはりピンクは使われている。

でも、それは「あかみ」を足していたのだと

考えられると思います。

 

そのように考えると、

ピンクは、生きている人のこと。

「かわいい」だけじゃない、

もっと深い生命力を感じる色なのです。

 

ピンクのキーワード「愛」を中心に考えると

時々どのように言葉を発したら良いのか?

と感じるカラーセラピストやカウンセラーさんたちも

今回の読み解き方で、

バリエーションが増えたとおっしゃっていました。

 

また、実際にカラーセッションで、

お客さまの中には、

ピンクそのものは苦手という方も

レッドとホワイト(クリア)は選ばれます。

 

そして、結果的にお話の内容は

「恋愛」だったり「愛」だったりということは

何度も経験してきました。

 

ストレートに「恋愛」や「愛」について

お話しすることに

抵抗があったのでしょう。

 

 

  「絵画ワーク」はこの一枚を

 

 

印象派の女性画家である、ベルト・モリゾの作品です。

「ブージヴァルの庭のウジェーヌ・マネと娘」

夫と娘を描いているのですが、

みなさん、すごい観察力、想像力でした。

 

男性の手がポケットに入っているので、

ちょっと女の子の遊びに付き合っている様子

ちょっと面倒くさそう、とか、

子どもは「ねえねえ」と甘えて、

手をお父さんの方へ。

また、女の子のドレスの色と父親の帽子の色が

お揃いで微笑ましい、など。

 

両者の拝見の色から、

それぞれの様子を現しているようだという

感想もありました。

 

この絵画ワークですが、

回を重ねるごとに

みなさんの想像力が、どんどん高まっています。

 

 

  感想で多かったのは・・・

 

講座の後でいただいた感想で多かったのは、

ピンクの読み解き方が広がった、です。

 

ちょっと視点を変えると

色の解釈は広がり、深まります。

 

ピンクは、レッドの一部としての考え方で、

「かわいい」や「愛」以外の表現も

しやすくなりましたと。

 

そして、ピンクは「好き」か「嫌い」が

はっきり出る色としての説明にも

身近な人や自分自身に照らし合わせると

納得、という方も。

 

 

ピンクの服を着てらっしゃる方、

ピンクを手にしてくださっている方、

画面がいつもより華やかですね。

 

 

水曜日の参加者さんもそうでしたね。

 

みなさん、ありがとうございました。

 

 

さて、この講座も残り1回となりました。

連続講座ということで、

どんどん色の意味の理解が

深まっているとの感想もいただいています。

そして、終わるのが寂しいとの嬉しい声も。

 

私自身もこの講座は、

とても大きな学びとなりました。

 

なので、より多くのみなさんにお伝えしたいので、

2ndクールの準備中です。

詳細は、後日告知ますので、

よろしくお願いいたします。

 

内容も少し変えたり

プラスの部分もと考えていますので、

再受講もしていただけたらと思います。

 

また、絵画や歴史など

テーマ別の色のお話についても

講座を作っていきたいと思います。

私もみなさんと一緒に

どんどん学んでいきますので、

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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