今日も朝からとっても熱い講座を

させていただきました。

 

  「色の意味、徹底解説」講座オレンジ編

 

カラーセラピストやカラーカウンセラーを対象に

色を徹底的に解説することを目的とした講座。

「色の意味、徹底解説」講座

4回目はオレンジがテーマでした。

 

過去の記事は、下記をご覧ください。

レッド編

イエロー編

ブルー編

 

 

先日の水曜日コースと同じ内容で、

今回日曜日コース。

 

 

夕焼けや朝焼け、

焚き火などから展開する色。

 

メインキーワードは、

レッドやイエローと共通するものの

そこには、オレンジだからこその意味も

しっかりとあります。

 

 

  暖色系の混色

 

三原色のレッド、イエロー、ブルーは

一次色と呼ばれ、

それぞれの混色を

二次色(オレンジ、グリーン、バイオレット)と言います。

 

この一次色と二次色の中で、

唯一固有名詞が使われているのがオレンジ。

 

そこで、今回オレンジをテーマにお話しする上で

色彩に関する本を見ると、

なぜか「オレンジの章」がないものが多いのです。

 

オレンジは、イエローに含まれていることが多く、

また、明度が下がると茶色になり

そこに入っていることもあります。

 

また、他の二次色は、

暖色と寒色(性質が違うもの)の混色ですが

オレンジは暖色同士の混色です。

 

そして、この混色で色の意味を考える方法は

RYBカラーリーディングで重視している部分です。

色を合わせる、色を分解する。

これで、「何色の意味も理解できる」に

つながります。

 

色の意味は、

 このような考え方が

理解を深める大きな要素になります。

 

 

  オレンジの歴史

 

歴史的にみても、

日本語の「橙色」は、

明治以降に使われ始めました。

 

もちろん、色として存在していて

奈良時代には、「梔子」「黄丹色」

平安時代には、「橘」

源氏物語にも出てくる「萱草色」など。

そして、「山吹色」は、

橙色を表す代表色です。

 

また、西洋においては、

オレンジ色として使われたのが

ルネッサンスに入ってから。

ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画に

出てきます。

 

 

いずれにしても

オレンジは、イエロー〜レッドの間の色として、

どちらにも属する要素があったと考えられます。

 

 

  色名で探ると

 

この講座では、

色彩の基礎知識にも触れていますが、

「色名」からのお話をしました。

 

「基本色彩語」ってなに?

定義は

「言語を超えて共通する普遍的な色名、

自然発生的な色名」。

簡単に言えば、誰にも伝わる色名で

自然に日常に定着してきた色です。

 

白、黒、赤から始まり、だんだんと増えています。

今では11種類の色名となっています。

 

また、「固有色名」「慣用色名」

「系統色名」についても

お話ししました。

 

ここで、オレンジにも入る色で、

「肌色」と呼ばれていたものがあります。

今では「うすだいだい」。

 

 

色鉛筆やクレパスなどには、

このように表記されています。

 

この「肌色」は「日本人の肌色をいう」とされていて、

実は、日本の伝統色にもありました。

 

 

JISではその説明も書かれています。

 

 

 

  絵画ワークはターナー

 

毎回、みなさんに興味を持っていただいている

絵画ワークでは、

19世紀のイギリスの画家ターナーの絵を選びました。

(実は、ターナーの人物像が

かなりオレンジっぽいのです)

 

 

ターナーは、巧みな光の表現を追求してきました。

ゲーテの「色彩論」に影響され、

「色彩が形を超えた最初の画家」と言われています。

 

この絵は、ナポレオンが描かれています。

タイトルは、「戦争、流刑者とカサ貝」(1842年)。

ちょっと意味深いのですが、

みなさんの想像力がいっぱい働いて

さまざまな感想を発表していただけました。

 

この全体の色を「夕陽」と感じる人と「朝日」と感じる人。

それぞれの感じ方がとても興味深かったです。

 

 

 

  みなさんからの感想

 

・オレンジをレッドとイエローに分ける読み解きは

とても理解しやすいと感じました。

 

・補色のブルーとの関係から読み解くと

より納得できました。

 

・平安時代の襲の色の話が興味深かったです。

 

・オレンジの「お腹」との関係からの読み解きは

とても参考になりました。

 

・ターナーに興味がわきました。

 

・オレンジによくある「トラウマ」

というキーワードについて納得できました。

 

などいろんな感想をいただきました。

 

(日曜日コースのみなさん)

 

いつのもながら、写真撮影のとき、

オレンジが出てきます。

写真を見ただけで、テーマカラーがわかりますね。

ありがとうございます。

 

(水曜日コースのみなさん)

 

次回は、「グリーン」がテーマです。

また、どのようなことをお話しするか、

早速「グリーン」の探索を始めたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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1日コース

・8月12日(zoom開講)

どちらも10時〜17時

 

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・8月22日

どちらも1→10時〜13時、2→14時〜17時

  

RYB数秘講座

・7月28日

10時〜16時

 

RYB数秘オプショナル講座(人間関係編)

・8月3日(zoom開講)

10時〜13時

  

 

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