朝、雨が降る中、
佐倉市にある、DIC河村記念美術館へ向かいました。
千葉に来たら一度は行きたいと思っていたのは、
抽象画家マーク・ロスコの
シーグラムの壁画を観たかったのです。
形を持たず色彩だけで表現された作品
(色面絵画と言われています)は、
瞑想の絵画とも言われています。
この壁画のためだけの空間を望んでいたとのことで、
この空間は、世界に4箇所しかない内のひとつが、
河村記念美術館なのです。
私は、抽象画はなかなか理解し辛いと思っていましたが、
この空間に入ると、
「観る」と言うより「感じる」に没頭しました。
ダークな赤やオレンジ、茶色で埋め尽くされているのに、
全ての色を感じられたのが、不思議です。
絵画が面白いかどうかより、
ロスコは、いろんなことを表現したかったのでしょうね。
河村記念美術館には、
他にも興味深い作品がたくさんありました。
レンブラント、モネ、ルノアール、
ピカソ、シャガール、マグリット、ポロックなど。
そして、窓から眺める自然をも一枚の絵画のようでした。
また、敷地内では自然を味わえます。
今回のスペシャル企画となりました。
ありがとうございました。