入江泰吉を知る旅
Taikichi Irie
12月に入りましたね。
みなさま、忙しくお過ごしのことでしょう。
寒さも増してきたので、体調に気をつけて
お互い頑張りましょう
さて、紅葉もいよいよ見納めでしょうか…。
イチョウはすっかり散ってしまい、
残っている紅葉はずいぶん濃くなりました。
季節は進んでいるんですね
今日は、今年の紅葉を思い出しながら
奈良の写真家 入江泰吉さんを
偲んでみたいと思います
奈良の写真をたくさん残した入江泰吉は
生まれも育ちも奈良市
奈良の風物を撮影し、高い評価を受けました。
奈良には縁の旧居と写真美術館があります。
写真の立派なお宅は入江泰吉旧居です。
上の写真は旧居内のアトリエ。
入江さん、画家になりたかったんですって。
作品の色彩・構図が素敵だと思っていたので
きっと絵もお上手だったことでしょう
客間に続く和室。
青いソファは入江夫妻が使用したもの。
書斎と同じくこちらにも大量の書籍が。
勉強熱心な方だったんですね
庭に面した廊下も良い雰囲気です。
庭の植物から作品が生まれたことも
あるそうですよ
綺麗に手入れされているので
撮りがいがありますよね。
入江泰吉旧居 情報
東大寺近くですが、静かな場所です
奈良市水門町49番地の2
0742-27-1689
9:30~17:00(入館は16:30まで)
入館料200円
さぁ、ここまで来たら
外国人観光客に人気の日本庭園に
行ってみましょう!
二園ならんでいますが、今日はこちら。
吉城園は三種類の庭からなる
美しい庭園です
入口が小さいのでお間違えなく…。
石段を上がると一気に視界が広がります。
池の庭。池を中心に構成されています。
ここではいろんな言語の『素敵♡』が聞け、
日本にいるのか一瞬わからなくなります。
大体この場所でまず一枚撮られますね
それから、池を回って主棟と庭をパチリ。
日本の庭って落ち着きますね
苔の庭から茶室を撮影。
まさにお茶のための庭。
日本の心。安らぎます
いかがでしたか?
東大寺周辺の穴場スポットです。
入江泰吉さんの作品が生まれた奈良の地で
写真撮影してみませんか?
きっと素敵な写真が出来ると思います
吉城園 情報
奈良市登大路町60-1
0742-22-5911
9:00~17:00(入園は16:30まで)
2月15日~2月28日は休園
入園料250円