創作フラメンコ公演『タンゴ探しの旅 ～二つの川を渡って～』（6月15日～16日、於：KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ）にメインキャストのお一人として出演してくださるパーカッショニスト／フラメンコ舞踊家の朱雀はるなさんのラジオ番組「Mi tesoro‼️」に出演させていただくことになりました！
明日、放送です。ぜひお聴きください！
私と朱雀さんとのご縁は2013年に始まります。その年、日本フラメンコ協会主催の『新人公演』に出演された朱雀さんの「ソレア」を拝見して、そのリズム感と表現に衝撃を受けたのです。
翌2014年、ニッセイ劇場主催のゴリホフ作曲グラミー賞作品、日本初演オペラ、『アイナダマール』（指揮：広上淳一、読売日本交響楽団と共演）に出演された朱雀さんを拝見し、またもや大きな衝撃を受けました。朱雀さんは、フラメンコの踊り手であるだけでなく、素晴らしいパーカッショニストだったのです！
「この方は日本を代表するアーティストになる！」と確信した私は、迷わず彼女に「第3回エルスール財団新人賞」のフラメンコ部門を贈賞することに決めました。
こうして始まったご縁でしたが、創作フラメンコ公演に出演していただくタイミングがうまく合わず、今回初めて実現しました。ほかの誰にもまねできない個性である、踊り手にしてパーカッショニストとしてのご出演です。楽しみでなりません。
さて、写真を2枚ご紹介させてください。
1枚目は、2018年に5人の新人賞受賞者が一堂に会した公演『アントロヒア・デル・フラメンコvol.5』（会場：ガルロチ、撮影：大森有起）でのものです。この時も、朱雀さんは踊りながらパーカッションを演奏するという離れ業を披露してくださいました。スペインではイスラエル・ガルバンの例もありますが、おそらく日本では朱雀さんが初⁉
2枚目は、今回ゲストとしてごいっしょに出演の出水宏輝（Farolito）さん（第10回エルスール財団新人賞他受賞歴多数）が、2021年に私の本の出版記念公演『アンダルシア夢ututu ～南に着くと、そこにはフラメンコがあった～』（会場：インスティトゥト・セルバンテス東京、撮影：大森有起）に出演してくださった時のものです。この時、出水さんは、ソロ「ラ・カーニャ」の他、私とパレハで「アレグリアス」も踊ってくださいました。感謝！
以下は番組の詳細です。よろしくお願いいたします！
放送日：6/1（土） 9:00〜9:55
番組詳細：こまえエフエム 85.7 コマラジ「Mi tesoro‼️」
パーソナリティが選ぶ、心震える、フラメンコ、音楽、そして鉱物、石の世界、芸術
ゲスト：野村眞里子（プロデューサー、バイラオーラ、エルスール財団設立）、出水宏輝 （フラメンコ踊り手）
番組パーソナリティ：朱雀はるな
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