播磨坂の桜並木とコンチャ・バルガスお話の会 | 野村眞里子のブログ <オラ・デル・テ>

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昨日は池袋方面に行く用事があった。そこで、播磨坂の満開の桜を見ることにした。

 

「密じゃないといいな」と思い、東京メトロ丸の内線の茗荷谷駅で降りる。3番出口を出て、商店街の道を左方向に道なりに進むと、春日通にぶつかる。そこから右に歩くとすぐに播磨坂だ。茗荷谷駅から徒歩7分とあるが、私の傷めた足でも5~6分ぐらいだ。

 

 

 

 

 

 

坂の上に立つと、歩きながら写真を撮っている方が少しいらっしゃるぐらいで、全く密ではなかった。桜の多くはは7~8分咲。何本かは満開だった。池袋西武百貨店のデパ地下のベンチであわてて食べたおにぎりのランチを、桜の下のベンチで食べればよかったな、と少し後悔した。

 

 

 

 

 

 

昨年もちょうど同じ時期に小石川に用事があったので、播磨坂で満開の桜を見た。私は播磨坂には縁があるようだ。

 

坂を下りきったところにある去年も入ったおしゃれなカフェでカプチーノを飲み、再び坂を上って茗荷谷駅へ。およそ30分の寄り道になった。昨日は近くのいくつかの大学の卒業式だったらしく、袴姿の女子大生と桜の組み合わせも素敵だった。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、私が大学を卒業したのは1970年台半ばだったため、共学校で卒業式に袴をはく人は皆無だった。友人たちはみな、黒のスーツ姿だった。でも私は、一生に一度しか着られないのだからと思い、袴をはいた。だから、卒業式ではものすごく浮いていたと思う。友人たちからは、「恥ずかしいから、少し離れて歩いてよ」と言われた記憶がある。(笑)

 

夜は20時からコンチャ・バルガスお話の会があった。現在、体調の問題からガンガン踊るクルシージョはすべてお断りしているが、このクルシージョはコンチャの貴重なお話が伺えるとあって、大いに楽しみにしていた。資料として、あらかじめコンチャの家系図が配られていた。

 

黒に金色の模様の入った美しいチュニック姿のコンチャが、1時間半にわたりファミリアのこと、フラメンコのことを語ってくださった。内容はしっかり覚えているが、SNSにいろいろ書くと主催者の方のご迷惑になりかねないので、自粛。

 

私が特に印象に残ったことと言えば、コンチャのお母様が結婚する際の「ヒターノ独特の風習」と「コンチャにとってのフラメンコとは、踊りとは」だった。

 

1時間半の会では話したいことの2割ぐらいしか話せなかったそうで、今後2回目のお話の会があるかもしれない。また、彼女が日本で踊りのクルシージョを再開できる日が来るかもしれない。その日を楽しみに待ちたい。

 

コンチャ先生、そして企画してくださったみなさま、お疲れさまでした! 素晴らしいお話の会を、本当にありがとうございました。