築地「マコ」の鶏雑煮 | 野村眞里子のブログ <オラ・デル・テ>

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昨日は、24時間でこなすのは不可能と思われるスケジュールだった。でもこういう日こそ冷静になる必要がある。そこで、カットできることはないか探してみた。

 

すると、2つ見つかった。フラメンコの自主練とバレエだ。自主練を休むのは痛手だが、「第8回エルスール財団新人賞」発表の前日とあっては仕方ない。

 

またバレエだが、昨日はハロウィンなのでスタジオのお勧めにしたがい仮装でレッスンに参加することになっていた。消去法で私が用意していたのは――動物姿は子供向き、悪魔は若い女の子向き、ゾンビは私みたいなお婆さんがやると怖すぎる(笑).――、白雪姫。それもバレエが踊れるようにミニスカートの衣装を選んだ。

 

 

 

 

 

残念ながらレッスンには行かれなかったけれど、今度コスプレで着てみよう。(笑)

 

そして昨日、朝一で受賞者とメールのやりとりをした。いただいたデータを整理し、贈賞理由を書き、財団HPの更新準備を済ませた。

 

そうこうするうちに、築地に行く時間になった。

 

仕事を終えた後の少々遅めのランチは、昔父とよく行った喫茶店「マコ」で食べることにした。数日前、テレビ朝日の「じゅん散歩」で紹介されていたのを見て、懐かしくなり、数十年ぶりに訪れたのだ。

 

「マコ」はごちゃごちゃした築地場外市場の雑居ビルの2階にある。常連客ばかりなので、観光客が入るのには勇気が必要な店だ。

 

 

 

 

 

中に入る。昭和の雰囲気そのままのインテリア。テーブル席が5つで、3つは築地関係者の方が座り、ランチを召し上がっていた。私は奥の4人席に座った。他のお客様の「知らない人だな~」という視線を感じる。(笑)

 

全員が仕事終わりでビールを飲んでいらしたので、私も迷わず注文した。この日は冷えた中瓶が売り切れとのことで、小瓶をいただいた。ほうれん草のお浸し付き。

 

 

 

 

 

飲み始めると、間もなく取材でテレビクルーが入ってきた。店長によると、「『じゅん散歩』効果がすごい」とか。続いて「日経新聞」の取材も受けるという。

 

(築地関係者のたまり場の喫茶店がこんなことになってしまい、父もさぞかしびっくりしていることでしょう。)

 

そして、いよいよ注文した鶏雑煮がきた。東京風の優しい味で、お餅もおいしい。壁には築地ならではの海鮮雑煮の写真も出ていた。

 

 

 

 

 

 

(ちなみに、わが家では夫の好みで埼玉風の雑煮となっている。)

 

帰りには新店長と少し話し込む。父がかつて常連で、私が子供の頃父とよく来ていた話をすると喜んでくださった。そして築地関係者とわかったためか、近々開催する「はしご酒」のイベントのフライヤーもくださった。

 

(今度は、91歳になられたというかつてのママがいる日にも来たいな。)

 

お雑煮効果があったようで、夕方からの仕事も順調に進んだ。記念館でのスタッフ会議では、来年12月のイベントの予算もまとまった。

 

(ふう。)

 

そして、今日はいよいよエルスール財団新人賞発表の日! 

 

24時までには発表できそうですので、エルスール財団HP、エルスール財団記念館Facebookページ、野村眞里子Facebook、野村眞里子ブログ、野村眞里子Twitterにどうぞご注目ください。