肩書なあにと聞かれたら、もうクリエイターですとしか答えられなくなりました、末次です。
9月27日から29日、恵比寿にある「エビスSTARバー」というところで、風凛華斬がバー公演をします。
バー公演って、バーを使ったミニ公演とか、演奏とか、朗読とか、いろいろ形態がありますが、風凛華斬のバー公演は「バーが会場の、バーのお話」をやります。
都内のどこかにあるという「Bar Fiore」というバーに訪れる様々なお客様との、一期一会だったり、常連になったりする中での人間ドラマを描く短編オムニバスです。
昨日ちょっとTwitterにも書きましたが、
「vol.2」といってもこの数字は単なるナンバリングで、どこからかじってもおいしい仕様のオムニバスです。この先もそうします。
お店はずっとそこにあって、そこにあるだけ生まれる物語があるので、今回もそこに増えたお話をお届けするよ、それが2回目になっただけさ、という感じです。
どうぞここから、このお店のことを好きになってあげてください。
風凛華斬の公演の脚本はいつも局長(主宰)のSINが書いてますが、
この公演では風凛華斬の他の劇団員が脚本を執筆します。
今回はSIN、私、そして10期劇団員の吉田紳が脚本・演出を担当します。
私が担当しているのは、今公演の始まりと終わりとなる「プロローグ」と「エピローグ」です。
このバーがどんな場所なのか、っていうことを説明しつつ、このお店が「そこにある」ことで流れている時間、そのストーリーを描いています。
ちなみに、私はいつも出演するから、一期一会のお客様になることはできず、もうレギュラーキャラになるしかなく(笑)
いつもの調子で飲んでる、常連客・みのりとして、エピローグに出演しています。
そして、本編である短編のうちの1つ「カンパリと進路相談」というお話を書きました。
進路のことで親と喧嘩して家を飛び出した女子高生・みさきが、Bar Fioreに飛び込んできて、マスターと進路相談をするお話です。
「大人って楽しい?」「責任」「自由」というのがキーワードです。
ちなみに、作中に登場するカンパリオレンジは会場であるエビスSTARバーさんのレギュラーメニューなので、実際に飲みながらご観劇いただけます。
女子高生・みさきを演じるのは、役者やフライヤーデザインで関わってくれている、ぱにこさん。
もう成人したけれど、瑞々しさそのままの彼女に、元気いっぱいの迷える女子高生・みさきをお願いしました。
演出という作業には相変わらず四苦八苦ですが、伝えたいものを伝えられるようにつくっていきますので、ぜひよろしくお願いします。
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そして、役者としては、先程も書いたとおり、常連客・みのりを演じます。
文学オタクで、前回公演では「推し作家のデビュー作の舞台となったバーのモデル」を探してBar Fioreにたどり着いた、行動派の強火オタクです。
一説によると、ほぼ普段の末次です。
空気が読めなくておしゃべりだし、かなり頻繁にお店に来ているので、まあ他のお客さんにもしょっちゅう話しかけてるのでしょうね。
そういう意味で便利なので、
・【日程A】「雨と共に来りて」
・【日程B】「マスターの受難」
・エピローグ
の3本に出演します。とても忙しい。
実は、今回、本編となる短編が4つあり
・局長2本
・末次1本
・吉田1本
という内訳になっていて、各回2本ずつを上演します。
そのため【日程A】【日程B】というのが存在するのですが、
つまり、なんと!どっちにも出ます!
どっちを見に来ても末次がいます!
エピローグは両日程で上演するので、各回実質2本出てます。
忙しいみのりさんです。
なので、末次を目当てに来て下さるのであれば、
【日程A】「雨と共に来りて」(脚本:SIN)は、少し不思議で、切ないお話です。
年に一度、店休日にお店を開店するマスターと、
その日に必ず「雨に降られた」と店に飛び込んでくる女性の物語です。
ただ、今年はそこにみのりが居合わせ…というイレギュラーが発生していて、そこから物語が転がっていきます。
ちょっと深みのある、人生のお話はSINの得意分野です。
ほろっと来たい方はこちらがおすすめです。
【日程B】「マスターの受難」(脚本:吉田)は、コント的なコメディです。
いつものアルバイト(新人小説家)が執筆作業中で忙しいので、マスターはアルバイトを雇うことにしたのですが、やってきたのは板前の恰好をした青年。
そして、この日のみのりは何やら嬉しいことがあったらしくべろんべろんに酔っぱらっていて、マスターに絡む絡む…
という、散々な目にあうマスターの一夜を描いています。
怒涛の勢いでボケ倒す板前氏と泥酔みのりに、矢継ぎ早に繰り出されるマスターのツッコミ。
笑いたい方はぜひこちらへ。
…という感じのおすすめ内容です。
ちなみに、両日程のチケットをご予約、ご来場には、希望キャストの「バーテン姿」のブロマイドをプレゼントできることになりました。
また、チケットの料金を「振込」でお求め頂いた方にも、同ブロマイドをプレゼントします。
つまり、最大で2枚ゲットできます。
2枚の方は、別々のキャストを指名できます。
配役上でバーテンじゃないキャストもバーテン姿になりますので、ぜひご予約ください。
チケットのご予約方法、スケジュール、キャスト情報など詳しくは、
https://furinfumaraika.wixsite.com/furinkazan/bar-fiore-vol-2
をご覧ください。
ブロマイドご希望の方は、ページ内のご予約キャンペーンのページもお読みください。
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ちなみに、今回一体どれだけやるねんって感じなんですが、
フライヤーデザインをまたやらせていただきました。
立体造形と写真撮影です。
◆会場
エビスSTARバー(東京都渋谷区恵比寿南1-8-9第1黄色いビル3F)
(JR恵比寿駅 西口より徒歩2分)
◆日程
2019年9月27日(金)~29日(日)
27日(金)16時【B】/19時【A】
28日(土)13時【B】/16時【A】/19時【B】
29日(日)13時【A】/16時【B】/19時【A】
※上演スケジュールは「キャスト&ストーリー」をご覧ください。
※各回、開場は開演の30分前。
◆チケット
前売・当日共に1500円+1ドリンク(500円~)
ご予約はこちらから、
もしくは末次由布子Twitterへご連絡ください。
☆チケット予約キャンペーン!
・チケットを「お振込」にてご購入の方
・両日程のチケットをご予約の上ご来場くださった方
に、希望キャストの「バーテンダー姿ブロマイド」(非売品)をプレゼント!
詳細はこちらをご覧ください。
◆イントロダクション
都内のどこかに存在する「Bar Fiore」。
そこは年齢もプライベートも不詳なマスターが経営するバー。
ちょっとおっちょこちょいな小説家の卵がバイトをしていて、
様々なお客様が訪れては、様々な人間模様を見せる。
カクテルは、時に甘く、時に苦く、
お客様の人生に華を添えたり、そっと助け船を出したり…
バーと人間ドラマを題材に、
風凛華斬劇団員が脚本を担当する、短編オムニバス。
Bar Fiore=物語が花開く場所で、
今日も誰かの物語が始まります。
◆キャスト&ストーリー
◇全編出演:大西青樹 (風凛華斬)/Bar Fioreのマスター役
◇プロローグ 作・演出:末次由布子
吉田紳(風凛華斬)/酒屋「鹿島屋」の配達・竹田役
◇エピローグ 作:末次由布子 演出:SIN
末次由布子(風凛華斬)/バーの常連・みのり役
【日程A】
◇「女心、男心」 作・演出:SIN
ある日バーを訪れた、友人同士な女性二人組。
彼氏に対する愚痴トークが盛り上がる二人に
マスターが語る「結婚生活の秘訣」とは…?
あおいはると(三木プロダクション預かり)/美沙役
湯瀧慧/かよ役
吉田紳/酒屋「鹿島屋」の配達・竹田役
◇「雨と共に来りて」作・演出:SIN
ある晴れた日に、「雨に降られた」と駆け込んできた女性。
不自然な来客を、マスターは意に介さない。
そんな二人の様子を、訝しげに見つめる常連客・みのり。
一年に一度だけ、休みなのに開店するBar Fiore。
その理由とは…
小泉靖子/千鶴役
末次由布子/バーの常連・みのり役
吉田紳/酒屋「鹿島屋」の配達・竹田役
【日程B】
◇「マスターの受難」作・演出:吉田紳
人手が足りず、アルバイトを雇ったマスター。
ところが、やってきたのは板前姿の青年!
おまけに悪酔いしてからみ続ける面倒なお客様!
常識の通じない二人を相手に、マスターの長い夜が始まる…
古川創太/富沢隆役
末次由布子/バーの常連・みのり役
◇「カンパリと進路相談」作・演出:末次由布子
夜10時。Bar Fioreに飛び込んできた女子高生。
進路のことで母親と喧嘩して「家出」した彼女とマスターの
進路相談が始まる。
「大人になるって、どういうことだと思いますか?」
ぱにこ/みさき役
※プロローグ・エピローグは両日程で上演します。
◆スタッフ
脚本・演出:SIN、末次由布子、吉田紳
音響・照明:SIN
フライヤーデザイン:ぱにこ、末次由布子、SIN
制作:末次由布子
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というわけで、脳が焼き切れそうな日々を過ごしています…w
役者と演出って、脳みその使う部位が違うんですね!
僕学んだ!ヒィ!
楽しんでいますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
また書こうと思います(といいつつ、Twitterの短文が心地よくてついブログみたいなまとまった文を書くことを怠る)
また書きます(宣言)