過去のいろんなパーツがあって それが全部私なんだ | ことばと手仕事を紡ぐ糸ことはじめ(Atelier Cotton)のブログ

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草木染めコットンを使ったアロマ手まり、
紙で作るばらのアクセサリー・ロザフィ、
ことばを紡ぐ筆文字、
そんなこんなを綴っています

足立区北千住P-KUN CAFE、麻布Amyさんにてレッスン、
浅草なごむさんに委託販売、
都内イベントに出店などしています

糸ことはじめ
きみこでございます




最近思うこと





過去のいろんなパーツがあって
それが全部私なんだと




バラバラにいろんなことがあったように思ってたけど、
実は全部繋がって
今があるんだなってこと






私が初めて手芸というものをしたのは
幼稚園の時





母がよくレース編みをしていて、
それに興味津々だったのよね





自営で忙しい中、
たまに鎖編みを教えてもらうのがとても嬉しかった






そしてある日、
母は私にレース編みの糸を買ってくれた!





実は家の前が手芸屋さん





私はよく遊びに行っていた






今思うと、
キャバリアっていう犬種かな?
と思うんだけど、
「ワンワン物語」っていう絵本の表紙で
スパゲティを食べてるわんこ




あのわんこにそっくりなコが2匹いて、
毛糸の帽子をかぶったおじいちゃんが
椅子に座ってわんことお店番してて、
そこに遊びに行くのが好きだった




まあるい木の椅子には、
パッチワークのようにカラフルな毛糸のカバーがしてあって
お尻も痛くなさそう




お店番してるおじいちゃんとわんこの姿を今でも覚えてる




お店の中には
たくさんの手芸材料




フェルトや毛糸や縫い糸や…
カラフルな手芸材料は見てるだけで楽しかった




そして洋服や布団なんかも売ってるようなお店でした





ある日、
レース編みの糸を買ってくれるってことで、散々悩んだ末にピンクと水色の糸を選んだ






それからしばらくはずーっと鎖編みをしていて、とっても大満足だった





幼稚園に行く間もやりたくなって、
先生に「レース編みしてもいいですか?」
って聞いたこともあるくらいハマってた






でも先生に
「ふふっ、良いわよ」
と言われてその「ふふっ」がなんか恥ずかしくて
幼稚園にレース編みを持っていくことはなかったし、
私のレース編みの記憶もそこで終わってる






でも、
思えばココから私の手芸人生は始まってて付かず離れずずーっと何かしら手にしてる





もちろん何もしない時期もあったと思うけど、
ここ数年、使命とか、好きなこととか、得意なこととかって考えるようになったら
私はやっぱり手芸なんだな〜と改めて思う






これが私のひとつのパーツ







私の中のいろんなパーツが
まるでビーズに糸を通すようにつながっているのを感じる今日この頃





ほんと、面白いな〜と思う