求めない者は限りなく吸引力がついてくる | 境目研究家@ありさん。

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【今日の良い言葉 1344 (248)】
 
 
おはようございます。
今日もいつもの倉敷からの配信です。
 
 
夏期休暇をずらして取ったので
今日から13日まで長期の休みです。
じっくり休養をとりたいと思います。
 
 
それでは早速、今日の良い言葉。
今日は
柴村恵美子[著] 『斎藤一人の不思議な魅力論』
からのお話をシェアいたします。
 
 
一人さんのお話の大切なもの
ひとつに「自己重要感」があります。
昨日の黄金律とともに
真理のひとつだと思います。
 
 
では、今日一日
愛と光と忍耐で
喜びに満ちた日となりますよう
お祈り申し上げます。
 
 
コメント楽しみにしております。
 
 
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求めない者は
限りなく吸引力がついてくる
 
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人は自己重要感を渇望(かつぼう)する。
 
 
渇望、飢えですよ。
それくらい人は求めているの。
 
 
お金持ちになりたいとか、
いい大学に入りたい、ってのは、
自分の自己重要感を満たすために
することなんだよ。
 
 
で、人が好きな人間っていうのは、
自分の自己重要感を満たしてくれる人。
嫌いな人っていうのは、
自己重要感を傷つける人なんだよ。
 
 
たとえば、人の悪口を言ったり、
人が大切にしているものを、
何だそんなの、ってけなす。
そうやって、人の自己重要感を
傷つけてばかりいる人は嫌われるの。
 
 
でも、
どうしてそんなことをするんだろう。
 
 
それはね、
人の自己重要感を傷つけることで
相対的に相手が下がり、
自分が上がると考えているからなんだ。
 
 
友だちやなんかに、
偉くなった人がいるとするよね。
そのとき、
「偉くなったね。よかったね」
っていうと、自分の自己重要感が傷つく
ような氣がする。
 
 
だから、
「あいつ、今は偉いけど、
 小学校んときは、いつもションベン
 ちびって泣いてたんだ」とかって、
はるか昔のことを引っ張り出してきて、
人の自己重要感を傷つけて、何とか
自分の自己重要感を上げようとするんだ。
 
 
それから、
会社で自分の自己重要感を主張して、
わがままをいったりする人もいるよね。
 
 
自分が会社を休んだり、
会社を辞めたりしたときに、
残された人が仕事をしづらいような
状態をわざと作っておくことで、
自分の自己重要感を主張する人もいる。
 
 
でも、そうやっていると、結局、
そういう人は大切な人だとは
思われないよ。
 
 
相手が偉くなったら、
「よかったね」といってあげる。
自分がいなくても会社がつつがなく
運営できるようにしておく。
それから、いいアイデアは惜しみなく
周りに与える。
 
 
そういうことをしていたほうが、
自己重要感は上がるの。
 
 
人は自己重要感を渇望している。
だから、人に自己重要感を与えるんだよ。
 
 
会社でトップセールスだって、
自分の自己重要感を主張してちゃ
ダメなんだ。それより、人間は
自己重要感を渇望しているんだから
与えるの。
 
 
たとえば、社長に対して、
「社長のお陰で、
 こんなにいい職場をもらい、
 それでなおかつお給料までもらい、
 もう、家族全員社長に感謝しています」
 
 
なんていっていると、社長は、
いい氣持ちになっちゃって、
目をかけてやろう、ってなるの。
 
 
上の人に対して自己重要感を
満たしてあげよう、ってことは
比較的やりやすいんだけれど、
 
 
これが達人レベルになってくると、
しがらみとか、利害関係みたいなもの
とかがまったくない人に対してまで
できるようになってくる。
 
 
たとえば、
駅の改札で切符を切っている駅長さんに、
笑顔でこういうことをいう。
「毎日ご苦労さんです。
 暑いのに大変ですね。」
 
 
それから、
会社のトイレを増持してくれている人に、
「あなたのおかげで毎日キレイなトイレを
 使わせてもらってしあわせだよ。
 ありがとう」
 
 
そうやって
人に自己重要感を与えていくと、
心が豊かな人間、
魅力的な人間に見えちゃって、
「あの人はいい人だねぇ」
ってなるんだよ。
 
 
求める者にはキリがない。
自己重要感を求めていても、
重要感は手に入らない。
 
 
人に与えてこそ、
手に入るものっていうのがあるんだよ。
 
 
だけど、
自己重要感がない人っていうのは、
他人にそれを与えられないの。
お金がないと、
お金がなくて困っている人に
お金をあげられないのと同じなんだよ。
 
 
自分に自己重要感が
ありあまっているから、
人にもあげよう、っていう氣になるの。
 

自分に自己重要感がないと、
自分の重要感を高めようとして、
自分より弱い立場の人間から
奪おうとしちゃうんだよ。
 
 
上の人間にはいばれないと、
だったら、下のヤツだなって、
「こんなヘマばっかりして、
 何回いえばわかるんだよ!」
とかってやるの。
 
 
で、会社で上司に怒られたら、
今度は家に帰って、
自分の女房に小言をいったりする。
 
 
その女房はダンナに怒られて
何もいえない、ってことになると、
今度は子どもにガミガミいっちゃう。
 
 
そうやって、下へ、下へ、
って行くんだよ。
 
 
どうしてこんな現象が起きるんですか、
っていうと、自己重要感がないの。
 
 
ないから、弱いヤツから奪おう、
弱いヤツの自己重要感を傷つけよう、
ってなるの。
 
 
人の自己重要感を傷つけて、自分の
自己重要感を上げようとするヤツは、
人から、「あの人は大切な人だ」
なんて思われることはないよ。
 
 
だから、
まず自分が自己重要感ありあまる
人間にならないといけないんだよ。
 
 
それから、
人に自己重要感を与えていくんだ。
 
 
(柴村恵美子[著] 『斎藤一人の不思議な魅力論』 PHP研究所)
 
 

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