夢に挑む   | 境目研究家@ありさん。

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世の中色々な境目があります。成功する人しない人、うどんの関東ダシと関西ダシ、氣になる境目研究します。

【今日の良い言葉 983 (252)】
 

おはようございます。
今日も岡山、倉敷からの配信です。
 
 
来週からはタイへ出張なので
今週はその準備を万全にしたいと
思います。
 
 
新しい製品を世に出すまでには
色々な障害が立ちふさがりますが、
一歩一歩あきらめず志事に
邁進する所存です。
 
 
今日の良い言葉も
『致知』10月号より
総リードの対談のシェアです。
 
 
困難があっても”夢”をあきらめるな。
との力を頂きました。
 
 
折しも錦織圭氏の全米テニス
決勝戦が始まりました。
 
 
夢をあきらめず、
優勝してほしいですね。
応援しています。
 
 
それでは今日も一日、
愛と光と忍耐で
喜びに満ちた日となりますよう
お祈り申し上げます。
 
 
コメント楽しみにしております。
  

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夢に挑む
 
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人類の歴史は夢に挑んできた歴史である。
文明史は夢の挑戦史と言っていい。
 
 
夢に挑み、幾多の困難を乗り越えて
夢を実現した人たちには、
等しく共通したものがある。
 
 
困難を「障害物」ではなく
「跳躍台」にしたことである。
 
 
「すべての逆境にはそれと同等か
 それ以上に大きな恩恵の種子が
 含まれている」
 
 
とナポレオン・ヒルは言っているが、
そのことを体で知っていた
ということである。
 
 
その典型はトーマス・エジソンである。
 
 
エジソンは一八四七年、
アメリカ・オハイオ州に生まれ、
八十四歳でその生涯を閉じた。
 
 
その間に成した発明、改良は三千に及ぶ。
三十歳で電話機や蓄音機を生み出し、
その翌年、三十一歳で人類史上に
画期をもたらした実験に取りかかる。
 
 
白熱電球の発明である。
 
 
実験に打ち込むこと一年。
五千回もの失敗を繰り返し、
一八七九年、三十二歳のエジソンは
ついに白熱電球四十五時間
連続点灯に成功した。
 
 
いまから百三十五年前。
それまで人類は夜はローソクやランプで
暮らしていた。
夜は暗いものと決まっていた。
その生活を電灯という灯りを創り出す
ことで一変させたのだ。
 
 
有名な逸話がある。
 
 
「電球を完成させるのに五千回も
 失敗したそうですね」
 
 
という新聞記者の質問に、
エジソンはこう答えたのだ。
 
 
「五千回も失敗したって?
 そんなことはない。
 うまくいかない五千通りの方法を
 発見するのに成功したんだよ」
 
 
折しも本号ご登場のトヨタ名誉会長・
張富士夫氏が創業者・豊田佐吉翁の言葉
 
 
「百忍千鍛(ひゃくにんせんたん)
 事遂(ことつい)に全(まっと)うす」
 
を紹介している。
 
 
エジソンの言葉と見事に
重なり合うことを見落としてはならない。
 
 
最後に、どなたの言葉だったのか
失念したが、昔、
手帳に書き留めておいた言葉を記す。
 
 
「夢を持て。希望を持て。 夢を持たぬ
 人生は動物的には生きていても、
 人間的には死んでいる人生」
 
 
(月刊『致知』2014年10月号 特集「夢に挑む」総リードより)