結果を出す人出せない人 | 境目研究家@ありさん。

境目研究家@ありさん。

世の中色々な境目があります。成功する人しない人、うどんの関東ダシと関西ダシ、氣になる境目研究します。

【今日の良い言葉 376 (010)】

おはようございます。

愚痴をいわない。
頼まれごとは試されごと。

何があっても、
愛と光と忍耐で決断し、
即実行。

これは奇跡を生みます。

面白いようにまわりが動いていく。
今まで学んだことを行動に移していくと
世界が変わりますね。

今年は、挑戦の年にして参りましょう。


さて、今日の良い言葉は、
人間学を学ぶ月刊誌『致知』2月号
よりのシェア

日本一BMWを売った伝説のセールスマン
飯尾昭夫氏のインタビュー記事です。

飯田氏はBMWのセールスマンですが、
我々も上司に対するセールスマンでもあります。

上司一人の心を鷲づかみ出来ないようでは
お客様の心など感じることなど出来ないのでしょう。

今日のお話は、
単に営業の方だけ留まらず、
全ての社会人に通じるお話だと存じます。


またあの人と仕事をしたいと思わせる
仕事を目指したいですね。


では、皆様の今日一日が愛と光と忍耐で
喜びに満ちた日となりますよう
お祈り申し上げます。


コメント楽しみにしております。


──────────────────────────────

結果を出す人出せない人

──────────────────────────────


【記者】日本一BMWを売った
セールスマンとしてご活躍ですが、
これまでの販売実績は二千四百台を
超えるそうですね。


【飯尾】確かにこれまでたくさんの車を
売ってきましたが、
それは結果的に売れたのであって、
自分が何かテクニックを使って売った
とは思ったことがないんです。

お客様に買っていただいた、
そういう氣持ちのほうが強いですね。


マネジメント職に就いてからは、
BMWの青山スクエア、
高輪(たかなわ)、
新宿
の三つのディーラーで支店長を務め、
いずれも販売台数日本一の店に
することができました。

二〇一〇年から二年間は現場を離れ、
BMWジャパン(本社)で
仕事をしていたのですが、
今年(二〇一二年)の三月から、
ここ練馬BMWで営業マンの指導を
行っています。


【記者】これまで数多くの営業マンを
育成されてきた中で、
結果を出す人とそうではない人の差は
どこにあるとお感じですか。


【飯尾】売れない営業マンは
お客様からの
「〇〇をしてほしい」っていう氣持ち、
ここを大事にしないんです。

「車が欲しい」
「買い替えたい」
など、

売り上げに直結することには
すっ飛んで行くんですが、
それ以外の要望については
優先順位を一番下にしている。


一方、
売れる営業マンは些細(ささい)なことや
煩わしいことでも、
お客さんの要望にすぐ応える。

即やる。

最初は労だけ残って、
益はないんですけど、
それが積み重なって
お客様から評価をいただける。

「あの時ちゃんとやってくれたから、
あいつから買おう」と。

それが成績に全部繋がっていくんです。


【記者】商品を買うというよりも、
この人だから買おうと。


【飯尾】そう。
だからもう、
普通の人間関係が先なんです。

我々営業マンは
お客様にお会いして初めて、
チャンスをいただけるわけですよね。

神様は平等にチャンスを与えていると
思うんです。

でも、
そこから先、
結果を出すかどうかは、
その人次第。

そこでお客様から選ばれる営業マンに
ならなければ、
物は売れないんですね。



(月刊『致知』2013年2月号 特集「修身」より)